2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

My Favorite CD (2008 Best10+2)

CD

今年も誰にも依頼されてなくても勝手に考えて勝手に公表。インストと歌ものへの分割を止めて、10+10も止めて月毎の12枚に絞った。追記で色々補足。順位無し 選出月順 (Z並び) 年末に1年のベストを考えると、当然年末なセレクトになる。そこに納得が出来な…

浅川マキ 大晦日公演 最終日

えーと、丁度1年前のログは、オレが今夜浅川マキのライブに足を運ぶ事はおかしいと思えるような内容なのだけど。でも、今回はピアノに渋谷毅がフィーチャーされているというところに惹かれてしまった。 昨年と同様かなりの入場待ち。だけど今回は、前もって…

Guns N' Roses

CD

明日は今年最後のライブ鑑賞があるので、これが今年最後のCDのインプレ。大晦日は今年のベストCDの羅列。この2年ぐらいそのベストを考えるのが楽しみであり苦しみでもあった。単なる趣味の自由研究の発表みたいなものなのに、あまりにも考える時間が取られて…

LAZYgunsBRISKY

CD

女の子だけのロック・バンドというと、Super Junky MonkeyとLulu's Marbleを思い出す。ハードコアをベースに、強靭なミクスチャーを聴かせたSJM。なんとなく使ってみたファズが気持ちよくて、それがバンドの代名詞になってしまった様なLulu's。どちらも頭角…

The Groovers

9連休。3年ぶりに田舎に帰ろうかとも思ったけれど、景気が悪いという理由を使って東京に留まる。ぶっちゃけ、この時期の東京が一番気に入っている。ここがこんなに静かになるのは、田舎持ちが田舎に帰るこの時期。 「12月だけのクリスチャン」という、(無理…

Paul Weller

CD

普段、自分を表す言葉として、ネタとして使うのが、「オレの東京は狭い。渋谷〜新宿しかわからないし、そこで全てが完結している。」という事。この前、生まれも育ちも東京の知人とテリトリー外だけど沖縄料理屋という中途半端なところで飲んでいて、その話…

Tony Oxley / Derek Bailey

CD

仕事帰りにレコファンに寄ってCDを物色。Radka Toneffの『Butterfly』を見つけ、Albert Aylerの『The Hilversum Session』も手にして、案件にしていたO.N.Oの『Signalog』も思い切り、中古でOxbowの『Serenade in Red』も発見(amazonの中古価格が笑える。¥…

Common

CD

12/24という事でクリスマス・イヴ。ガキの頃は25日がクリスマスで、24は前日でしかなかったような記憶があるのだけど、いつの間にか24日が盛り上がって、25日は静かな気がする。 とにかく、手持ちの新譜でなんかクリスマスらしいものをと思って思い当たった…

渋谷毅 / 松本治

CD

過激に演奏を進めていくものも好きだけど、というより、基本的にそういうものを好んできた。そういう音楽を好んで聴くようになったのはジャズからの流れで、フリージャズ、フリーインプロ、アヴァンギャルド、ひたすらノイズ、そして静寂と、それなりに聴い…

LEM / CINEMA dub MONKS SESSIONS'S featuring 芳垣安洋

MANDA-LA2というか、吉祥寺は行動範囲外なので、今夜のライブに興味はありながらも足を向けるのは踏ん切りがつきにくかった。だけど、昨夜のライブの印象を消すには、面白いライブを見るしかないと思った。という理由を見つけてMANDA-LA2。ここに足を向ける…

梅津和時 冬のぶりぶり2008 First Contact!

梅津和時のライブは今までに何度か見ているし、それによって優れたプレイヤーである事も知っている。だけど、特に好みな演奏家というわけではないので、その冠のライブをあまり見ていない。でも先週の『Sergey Letov Session』で、主役を完全に喰ってしまっ…

芳垣安洋 VTL feat. 高田漣

「VTLって何の略だっけ? Vincent Trance?? まあいいか。とにかくVincent Atmicusの変形バージョンでいいや」と、こんな調子で今夜もピットインに向かった。 パーカッションとドラムと色々の芳垣安洋と岡部洋一、ヴィブラフォンと色々の高良久美子、ヴァイ…

花田裕之

CD

インディーから『Live at SOAP』というアルバムがリリースされていたみたいなのだけど、この頃はまだ花田を特にどうと思ってなかったので、ここ数年でやっとRock'n'Roll Gypsiesに嵌ってからでは遅すぎだったようで、このアルバムを手に出来ていない。ヤフオ…

Neil Young

アーカイヴ・シリーズ第三弾『Sugar Mountain: Live at Canterbury House 1968』は、ソロとしての1st『Neil Young』リリース前のライブ音源。だけど実は『Neil Young』は持ってないし、Buffalo Springfieldも聴いてない。なのでこの作品が、個人的には最も古…

Satoko Fujii Four

今日の仕事中、たまたま支店の人とメッセンジャーを使って余計な話をしていた時、忘年会がどうのこうのと書いてきて、それを見て今日、自分がいる職場も忘年会がある事を思い出す。それも結構大きなくくりでやるので、全員集まると50人ぐらいになる。なので…

芳垣・定村 Session

スーパーデラックスに足を運ぶのも今年は今夜で最後か、等と思いながらファッ金・ヒルズの前を通り過ぎようとすると、こんなところでまでビラまきの連中が出てくるようになった。ホントに景気は悪化している。 芳垣安洋がNYで活動しているヴァイオリニストの…

酒井俊

今夜は酒井さんのライブだったのでピットイン。今月2回目になってしまった。 ピアノの田中信正となってるハウスで『Night at the Circus』というライブを行っているらしく、今夜はそれの新宿出張編で、芳垣安洋を加えて『Night at the Circus”新宿番外編』だ…

福富幸宏

CD

少しずつ聴くジャンルを減らそうと思って、打ち込みのものはあまり手を出していないけれど、福富幸宏の新作『Contact』を手にとってしまった。福富のCDを買ったのは『Timeless』以来。久々。ここ数年はオレにはどうでもいい人だったという事になるわけだけど…

Soul Flower Union

蝉は鳴くし、体はヤバイし・・・。 恵比寿ってなんだか小洒落とこみたいなイメージを持っている人が時々いるけれど、猥雑さの無い新宿ってぐらいなもんでしかないよなと、常々思う。 それはいいとして、今夜は、個人的にはやっと、Soul Flower Unionのライブ…

Charlie Haden

CD

音楽のベースにどカントリーを持ってきた『Rambling Boy』は、それだけではなくブルージーなものや、「ジーザス、ジーザス言ってるし、ゴスペルだよな?」というようなものもあり、これもアメリカーナというイマイチ理解不足な言葉で片付けたいけれど、でも…

Rodney Crowell

CD

Rodney Crowell。全く聞き覚えが無い名前。そういう人のCDを買うにはそれなりの理由がある。今回はJoe Henryがプロデュースという理由。またか。 Crowellはカントリーの人らしい。こうやって少しずつ、流れでこのジャンルの音を聴くようになるのは望ましい展…

Loudon Wainwright III

CD

今日は久々にレコファン。狙いはあれじゃなくて、想い出波止場のリマスター盤。だけど出遅れのため、これとこれはあったけど、これとこれは手に入らず。タワレコ使うしかないか。ついでにYMOのこれとこれも購入。オレの中で悪名高きcommmonsだけど、それと今…

Sergey Letov Session

旧ソ連時代から続く、ロシアのアヴァンギャルなシーンのミュージシャンらしいSergey Letovの予備知識はそれだけ。脇の面子がマルチ・リードの梅津和時、ピアノの佐藤允彦、ベースの吉野弘志、パーカッションなドラムの岡部洋一。結構渋い。 本来Letovはマル…

unbeltipo trio

Atomicの2daysの直後にunbeltipo trio。ってのは流石にどうかと思っていた。加えて今日は体調も良くなく、なるべく声を出さないように仕事を終わらせた。だけどSDLX以来だし、12月は妙にテンション高いし、オレはライブを見ると体調が戻る事がよくあるし、と…

Atomic

今日でAtomicの日本ツアーも終わり。 二夜連続で同じバンドのライブ、しかも、ゲストも無く場所も同じでセッションではなくて曲を演奏する。そういう事を考えれば、まあ、大きく違いは出ないと思っていい。多分今夜もそういう事になると思ってたし、日曜の夜…

Atomic

ピットインのハウス・ドラマーPaal Nilssen-Loveが、名京阪でのウォーミングアップを終えたAtomicのメンバーとして戻ってきた(マーク・ラパポート氏のMCを勝手に要約)。 1stセット、結果的に個々の音を拾う。今までの印象よりIngebrigt Haker Flatenのベー…

Boredoms

映画の『77 Boa Drum』は面白かった。なので購入した事になる『77 Boa Drum』。CD2枚+DVD1枚。定価¥7,777という7にこだわった商品。少々割高感はあるけど、まあいい。 2枚のCDに収められた音源に文句は無い。映像無しに聴くと、アフリカのパーカッションの…

Gene Coleman Birthday Live

1stセットは2つのトリオ編成。まずはGene Colemanと内橋和久と田中悠美子。ギターのイメージの音をあまり使わない内橋。テーブルトップ三味線状態の田中さん。今夜のメインのGene Colemanは、即興派らしい特殊奏法でバスクラを鳴らす。 続いて笙の石川高とノ…

酒井俊

Frictionの翌日に酒井俊。 今夜は高橋悠治が上野信一というパーカッション奏者とのライブもあり、かなり興味深かったけれど、熟考の末クラシックスで酒井さんのライブを見る事に決めた。3ヶ月連続。 インスト陣は内橋和久と芳垣安洋。元々、オレが酒井さんの…

2×3

5月のReichの2days。あれ、本当に2日とも行く必要あったのか? そもそもタケミツメモリアルとか、オマエみたいなもんが足を踏み入れていいところなのか? それでもどうしても行くのなら、やはり1日だけでよかったんじゃないのか? と、こういう自問自答(答…