2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

!!! (Chk Chk Chk)

CD

名前が名前だけに気になっていた!!!。WarpのDVD『Warp Vision』に入っている曲を聴いてはいたけれど、やはりアルバムレングスのものを聴いて判断するのが基本。それで一月に発売された『Myth Takes』を購入していたのだけど、なかなかインプレを書く気になら…

Combo Piano

CD

Combo Piano(渡邊琢磨のソロユニット)の音は多分デビュー時ぐらいから耳にしていた。なんで興味を持ったのかは覚えていないけれど、試しに聴いてその斜めった感じが気に入って、新作が出ればチェックしていたし、Kip Hanrahanと組んだりするのを面白く思っ…

ZU / 竹村ノブカズ

CD

一昨年このブログにも書いたけれど、ZUのライブでの印象はあまり良くない。Mike Patton率いるFantomasの前座としての演奏とAltered Statesとの共演を二日連続で見たけれど、ASとの共演時はともかく、単独での演奏は一本調子過ぎで面白くなかった。だからその…

Unbeltipo Trio

ナスノミツルは最近デコポンがお気に入りらしい。今堀恒雄は晩白柚を薦めていた。そして昨夜のライブの前日、ナスノはテレビで『花より男子』というドラマを見て号泣したと・・・、初めて見たのに号泣らしい。その『花より男子』を佐野康夫は元々チェック済…

Terje Isungset

CD

火曜日のライブの物販で手に入れた『Two Moons』。これも当然氷の音楽で、シリーズ通算三作目で最新作にあたる。 今作はPer Jorgensenというヴォーカル&ラッパ担当を加えた演奏で、Jorgensenの民俗音楽を思わせる歌が印象的。Isungset自身も実はいい声で歌…

Terje Isungset

CD

火曜日のライブの物販で手に入れたCDは三枚。その三枚とも氷の音楽シリーズ。そのうち昨年発表されていた『Igloo』は、あのSidsel Endresenを迎えてのもの。期待が高まるというより、この組合せを知っただけで飯が三杯は喰えそうな気分。 氷の音楽と言っても…

Cecil Taylor / 山下洋輔

昨夜、オペラシティでCecil Taylor&山下洋輔のコンサートを見てきた。 1stセットは山下とCecil Taylorが各々ソロで演奏。2ndでは二人がデュオで曲間無しのノンストップ演奏。その後、アンコールで短めの演奏(勿論デュオ)。 音に対する感想は無い。まあ、C…

Terje Isungset / 一噌幸弘

しつこくノルウェー音楽ネタを続ける事が出来る・・・。Terje Isungsetといえば、Jazzlandからリリースされた『Iceman Is』ぐらいしか知らなかった。これは氷で出来た楽器を使って録音されたもので、購入に当たってはそのスタイルに興味があったというよりも…

Chick Corea / Trondheim Jazz Orchestra

CD

北欧、或いはノルウェーのジャズのネタも尽きたと思ったけれど、まだボーナスの様にこれが残っていた。昨年の東京ジャズでも共演したChick CoreaとノルウェーのTrondheim Jazz Orchestraによる『Live in Molde』というアルバムは、2000年にChickをノルウェー…

カヒミ・カリィ

生カヒミも久し振り。昨年のONJO以来だから一年は経ってるか。というか、カヒミ冠のライブというものを見るのは今回が初めて。フレンチ・ポップな頃はさすがに行きにくかったのだけど、今の路線なら客層も一方に偏っている事は無いだろう(でもオレが行くラ…

The Source

CD

Mats Eilertsenの『Flux』のインプレを書くのを忘れていた理由はこのThe Sourceにある。『Flux』が出たあとにSourceのアルバム『The Source』が出る事になっていたので、Eilertsenが新たに加わったこのユニット(ちなみに、このユニットの最初のベースはInge…

Mats Eilertsen

CD

立て続けにノルウェー〜北欧系の現代ジャズのインプレを書いて、昨年末辺りからこの手の音をよく聴いている事に気付いた。で、昨年の自分のブログのバックアップを見て、Mats Eilertsenの『Flux』のインプレを書き忘れていた事に気付き、今の流れのままに久…

Skuli Sverrisson

CD

2005年の坂本龍一のツアーでベースを担当していたのが、アイスランド出身のSkuli Sverrisson。他が豪華な面子だっただけに、「この人は?」と思って調べてみると、手持ちのCDで結構ベースを弾いていた。そんなこんなで興味を持ち、自身名義の1stソロ・アルバ…

Sidsel Endresen

CD

Derek Baileyに対してギターの極北という言葉で説明している文章を読んだことがあったけれど、Sidsel Endresenの『One』は、それを真似て言えばヴォーカルの極北という事になる。腹筋と肺と喉と舌と唇を駆使して表現する音は、歌というカテゴリーに属してい…

Ingebrigt Haker Flaten

CD

Atomicのベーシストであり、実質的リーダーのIngebrigt Haker Flatenのユニットでの初作『Quintet』。先のOla Kvernbergはこのユニットにも加わっている。Kvernbergは元々オーソドックスなタイプのミュージシャンで、何故か急にこのユニットに呼ばれるという…

Ola Kvernberg Trio

CD

よくわからないけれど買ってみたパターンのOla Kvernberg Trioの『Night Driver』。よくわからないけど買ってみるという時は、参加ミュージシャンかプロデューサーに興味がある場合が多いのだけど、今回はレーベルがJazzlandだったので手に取った。最近、あ…

Lars Danielsson

CD

これもMMがネタ元、というか「じゃずじゃ」がネタ元。マーク・ラパポート氏の2006年のベストを見ていて、参考にしているオレは当然の様に聴いている物が多かったけれど、Lars Danielssonの『Melange Bleu』だけがわからない。Larsの名前は見覚えある。一瞬「…

Baden Powell

CD

引き続き、一月の郷子ねーさんのライブの時のネタ。開演前に流れていたBGMを聴いていて、それが「Garota de Ipanema」だという事に気付くのに時間はかからなかった。但し、その曲はあのGets / Gilbertoのものではなく、Jobimのバージョンでもなく、ギターが…

藤井郷子 / 田村夏樹

CD

一月のライブでやっと手に入れた『In Krakow In November』。前年からリリースされていたのに、ポーランドのレーベルからのリリースという事もあってか、なかなか店頭で入手出来なかったけれど、最近は少し出回りだしたらしい。 この二人の組み合わせは今ま…

南博 Go There!

ライブに見に行く事は、それを見る事を自分の一番大事な予定として組み込んでおくのだけど、昨夜は珍しく特に見る予定をしていたわけじゃないけれど、ピットインのHPを見て、少し興味のあった南博のライブに行ってみた。 南博は一応『Three Times One』を持…

Paul Motian Trio 2000 + One

CD

Anat Fortの作品にも参加していたPaul Motian。昨年はECMから『Garden of Eden』も出していたけれど、Winter & Winterから『On Broadway Vol.4』もリリースしていた。『On Broadway Vol.4』は何度も手にとっては棚に戻し、そのうち購入と思いながらなかなか…

Anat Fort

CD

ECMという、ジャズ好きには有名なレーベルがある。このレーベル、ヨーロッパ的な美意識で貫かれていて、本音で言うと若干苦手なレーベルなのだけど、最近はオレの耳も抵抗感をなくしてきていて、割と手にする事が多い。で、なんとなくAnat Fortという人の新…

Sonny Rollins

CD

ジャズ界の伝説の巨人Sonny Rollins。2005年11月に初めて見たコンサートは複雑な思いのするものだったけれど、アドリブのイマジネーションに関しては未だ衰えずという、素晴らしいものだった。そのRollinsのニュー・アルバム『Sonny, Please』の日本盤は、今…

Jean Paul Bourelly

CD

CDを多々多々買っていると、自分なりのショップの使い方というのが出てくる。オレが多用しているのはレコファンとタワレコで、それぞれ得意が違う。レコファンは、あまりマニアックなものは置いていないけれど、中古もあるし国内盤は基本的に10%オフのチケ…

UA / 菊地成孔

CD

気になったらという事で、『Cure Jazz』を購入。鈴木正人のライブにUAが出てこなければ無視し続けた作品。期待と不安半々ぐらい。が不安が当たった。ネットやMMでの評なんかを見ても結構評価の高いアルバムだけど、オレは受け入れにくい。それはオレの苦手な…

高柳昌行 と 新世紀音楽研究所

CD

高柳昌行の時は連投が多い。『銀巴里セッション』は、最初期の高柳の録音が入ったアルバム。モノがモノなので手を出しにくいものだけれど、聴いてみる気になったときには店頭に見当たらず。そんなに気をかけていたわけじゃ無いけれど、手に入らないとなると…

高柳昌行

CD

Jinya Discから『The Smile in Love』として一曲オミットされた形で発売されていたものを、オリジナルの形に戻したのが『Flower Girl』。元々私家版らしく、それもどこかで勝手にライブを録音したと言うものでもなく、どこかのお金持ちが「金やるからオレの…

高柳昌行

CD

恐山の『みみどこですか』を聴いて、これと近いテンションという事で頭に浮かんだのが高柳昌行の『Mass Hysterism』だった。という事で、『汎音楽論集』を読んでの感想を書いてみる。ホントは書かずに済まそうかと思っていたのだけど。 『汎音楽論集』は高柳…