2020/07のライブ観賞 7本

7/5
スピリチュアルな音が鳴る荒武裕一朗のピアノと硬い音でグルーヴしまくる冨樫マコトのアコべとドレッシーからニヤつくしかないハードまで叩き込む本田珠也のビートというピアノトリオを聴いた満足

 

7/12
レディジェーンでの八木美知依&武田理沙は自粛明けという鬱憤晴らしのような演奏でまあここまでやりっぱなしの八木美知依も珍しい。そして演奏を聴く機会が2回目の武田理沙は普通の楽器を弾けない演奏者では鳴らせない鍵盤と普通の楽器がメインの演奏者では出せないノイジーという個性でなんていうか丁度居そうであまりいないポジションの演奏者だと思う

 

7/14
中村達也八木美知依ナスノミツルの音と中山晃子のペインティングの黒ちょうちん!という若干あれなバンド名の音楽は中村達也のドラムも八木美知依の21絃箏も振り切れる持ち味を全開しない感じがナスノミツルの音楽観が構成されたバンドだと思った。中山晃子のペインティングも併せて2ndの出来が

 

7/18
1stは中村達也の独奏ナカコーの独奏ナスノミツルの独奏という3つの演奏で長年ナスノミツルの演奏を聴いているけど独奏を聴いたのは今夜が初で演奏のスキルと音のスキルを両方聴かせるスタイルでこれで帰ってもいい気分だったけれど2ndのMUGAMICHILLはピットイン時よりも更にという出来で帰らなくてよかった

 

7/23
それぞれ色んなストレスがあるようだけど実際に音を出し始めるといつものあの分厚いジャズがガンガンしてくるのが荒巻バンド

 

7/24
須川崇志のスケジュールが合わずアコベがトラ(名前失念失礼)の竹内直カルテットのストレートな仕様のジャズは本来のオレの好みではないけれどこのバンドで竹内直が吹く音はそういうジャズの総括に聴こえるのでこのバンドは別枠

 

7/27
本田珠也と中村恵介と織原良次の不穏な空気の中に淀むヘドロまたはヘドロ&カプリシャスってフルで名前入れただけでもういいだろって気もするけど今夜のヘドロはそれまでよりも音数の少ない展開が抑えめでそれで起伏が多くキャッチーさが少し増えたので内容が濃すぎるぐらいだったけどこのバンドは今日本のジャズというところで重要