2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ICP Orchestra

一応フリージャズとかインプロヴィゼーションとか、そういうものが好きな方なので、ICP Orchestraの名前ぐらいは知っている。CDもHat Hutからリリースされているやつを1枚持っているけど、どんな音だったか覚えていない。そのICPオケが24年ぶりに来日し、ラ…

Alva Noto / 坂本龍一

渋谷C.C.レモンホールと聞いて、「どこ?」と思ったら、渋谷公会堂のことだった。最近流行の名前を売って、スポンサー料でも貰っているのだろうか? まあとにかく、今日はそこでAlva Notoと坂本龍一のライブを見てきた。昼の15:00スタートって、プロの演奏家…

Los Lobos

CD

「La Bamba」なLos Lobosに対しては世評が良いとは言えないけれど、Mitchell FroomとTchad Blakeの手がけた『Colossal Head』以降、このバンドはその音の個性に着目されて、いつの間にか注目度が上がっていた。でもオレは「La Bamba」なLosも嫌いじゃないと…

Bruce Cockburn

CD

新作『Life Short Call Now』の国内盤が出るかと思って夏の頃から待ってみたけど、そういう気配も無いので結局輸入盤を購入。Bruce Cockburnは元々よく聴いていたわけじゃない。というか、オレの愛読するMMでのマーク・ラパポート氏のコラム「じゃずじゃ」で…

Cornelius

CD

Flipper's Guitarは嫌いだった、、、というよりも、全然興味が無かった。あのバンドがあった頃のオレは完全に(パンク)ロックな方向で、FugaziとかGG Allinの方が重要だった(過去形は間違いかも)。FGが解散してCorneliusがソロを出した時もどうでもよかっ…

J Dilla (aka Jay Dee)

CD

前作『Donuts』はインスト集だったし、J Dillaの死去というニュースもあって、少し複雑な気分だった。だけど、とりあえずの遺作として発表された『The Shining』はゲスト・ラッパーを多数含んだ作品。この作品の国内盤を購入して、ライナーを読んで今更わか…

The Necks

CD

輸入盤のCDは¥2,000を超えると高いと思う。なので、そういう価格帯が多いミュージシャンのCDはなかなか購入しにくい。だからという事と、あんまり店頭に出回っていないことも多いので、The Necksを聴きこんでいるとは言いにくい。とりあえず持っているもの…

The Red Krayola

今のところ最新作の『Introduction』を気に入って、今度来日したら逃さずライブを見るつもりでいたのだけど、8月に発表になったスケジュールを見て、単独公演が無い事に不満。とにかく東京公演の中から、一番よさそうなサポートとしてZeni Gevaのタバタのセ…

Wibutee

CD

Wibuteeは、Jazzlandが日本でも話題になりはじめた頃、Jazzlandに所属する若手のバンドとして紹介されてから聴きだした。Jazzlandのレーベル・イメージに沿った1stの『Newborn Thing』、それにアヴァンな感触が加わった2ndの『Eight Domestic Challenges』と…

Beck

Squarepusherだけじゃなく、Beckの新作『The Information』も購入に至るまで考え込んだ。輸入盤は先月から出ていたけれど、10月になれば国内盤も出るし、それまでちょっと待つ事にした。そしてやっと出てきた国内盤は、ボーナス・トラックが付くとはいえ、輸…

Squarepusher

CD

ずっと1stの『Feed Me Weird Things』的なものをSquarepusherには期待していた。2ndの『Hard Normal Daddy』の時は、こういう事もやりたいのだろうぐらいにしか思わなかったのだけど、その後もなんかろくなものを作らない。前作『Ultravisitor』に至っては、…

Raphael Sebbag

CD

United Future Organizationと言えば、日本では知らない人のいないDJチーム。と、までは言わないけれど、90年代初頭からのクラブ音楽シーンを少しでも知っていれば、この名前は聞いた事があるはず。 そのメンバーの1人、フランス人DJのRaphael Sebbagがソロ…

Kaki King

CD

Kaki Kingは数年前から一部で話題になっていた女流ギタリスト。現在26歳ぐらい。両手タッピングなどを使う超絶テクの持ち主という事だけれど、そういう人が女性というところに偏見をもってしまって、興味を持ちながらも聴いていなかった。それに、そのテクニ…

Bonnie 'Prince' Billy

CD

KahimiのDVDが届く少し前、久々に『Kahimi Karie + Marquee』を見ていた。この本の最後にKahimiに好きなものとかを聞くという、よくある一問一答があった。その中に「最近気に入ったディスク」という項目があって、それにKahimiは「Matt Sweeney / Bonnie '…

Kahimi Karie

新譜『Nunki』の先行シングルの代わりに『Kochab』というDVDが出た。モロッコに行ったKahimiの映像を使った作品だけど、あまりKahimiの姿を拝見する事が出来ない。さらにこの手のオゲージュツな映像は少し苦手。 でも、アルバムの楽曲を使っていると思われる…

John Coltrane

CD

突然、思い出したように聴きたくなるものがある。聴きたくなったのだったら普通に聴けばいいと思うだろうけど、何処にあるのか分からなくなっている場合もある。そのオレのいい加減さのせいで、実は結構何年も前から聴きたいと思っていたのになかなか聴く事…

Michael Franti and Spearhead

考えてみると、歌物のアフロ・アメリカンのライブを見た事がないような気がする。UKブラック(アフロ・アメリカンに匹敵する言葉を知りません)も、相当前に昔のブルーノートでLinda Lewisを見た事ぐらいしか記憶に無い。オレがライブで見ているものの多くは…

Nils Petter Molvaer

CD

アメリカのレーベル、Thirsty EarのBlue SeriesというラインからNils Petter Molvaerの新作『An American Compilation』が出ていた。Blue SeriesはMatthew Shippが殆どの作品に何らかの形で関わっていて、Shippファンを自認しているオレは、全ての作品とはい…

Faiz Ali Faiz / Kayahan Kalhor

「Nusratを見る事が出来なかったから」という事もあり、一度カッワーリーを生で聴いてみたいと思っていた。そして昨夜、Faiz Ali Faizのコンサートに行ってきた。初来日、しかもアジアでは、母国であるパキスタン以外では初めてのコンサートという事で話題性…

Michael Franti and Spearhead

CD

Michael Franti and Spearheadの3年ぶりの新作『Yell Fire!』も、Neko Caseと同じANTIからのリリース(Neko Caseを買ったのは、『Yell Fire!』を買いに行って、一緒にディスプレイされていたという事も関係している)。3年ぶりとは言っても、その間にライブ…

Neko Case

CD

実質的に、Bad Religionのレーベルと言えるEpitaphのサブ・レーベルがANTI。本体であるEpitaphも面白いレーベルだと思うけれど、ANTIもそれを引き継いでいて、レーベルとしての信頼度は高い。 そのANTIからNeko Caseの『Fox Confessor Brings the Flood』と…