2020/03のライブ観賞 8本

3/1
ピアノの佐藤浩一とアコベの須川崇志で元々のIctus Trio改めとりあえず本田珠也Trioという名義の演奏はジャズ演奏の色んなスキルの次の音色のところやっててそれの意味はわかる人だけでいいと思う

3/12
竹内直と須川崇志のデュオはサードストリームの次のフォースストリートしたのでだからジャズと言いはめるのとは違う音そのものを聴いてオレは美音というのをこれで説明出来ると思った

3/14
「ありがとうオーネットコールマン」というのはバンド名なのか違うのかよくわからんけどドラムとベースにアルトとテナーとギターとピアノってオーネットにトリビュートしてるのか違うのかよくわからん雑な感じだけど重厚なオーネットコールマンの6テットとしてワールドツアーしてもイケるはず

3/15
1stは独奏でミニマルを変化させ続ける波多野敦子のヴァイオリンと只管音が動き続ける坂口光央のピアノという対比があって2ndのデュオはそれがマッシュされたような展開なのであまり他では聴けない音楽だった

3/19
Overhaulvol.1 -BREAKTHROUGH-の1stはAggressive Dogsで完全に初見だけどメタリックなドコアで日本のラウドロックの重鎮ながら新鮮な音カマしててこのバンドを今まで見ていなかったのは痛恨
2ndがジプシーズで今時の状況でも大人でクールなミドルのグルーヴは日本のロックの成熟で今時の状況でのそれの意味は特別に思う
トリの亜無亜危異も実は初見だったけど勢いのあるパンクロックはポップながら無骨でそれは「芯が通った」という事

3/20
white visitation 2の1stが禁断の翼棟でわかりやすくはないけれど明らかに先鋭的を伴ったジャズで刺激的が終始
2ndの石橋英子ソロはThe Dream My Bones Dreamを下敷きにした歌とエレクトロニクスと生楽器を交えたセットでソロでのこれに近いスタイルは以前ユニットで見たけどそれが繊細に拡張された印象
石橋英子のセットの最後に禁断の翌棟が加わってバンド表現の厚みを聴かせたあとの即興はコルトレーンの至高のカルテットからジミー・ギャリソンを外してサックスは使わせずにフルートに限定したファラオ・サンダースを加えてオファリングを演った未発表の音源の様な演奏

3/22
マニ・ノイマイヤー坂田明ヤマジカズヒデナスノミツルのセッションはジャズ的はあまり無いサイケとクラウトを行き来する感じで、それをナスノミツルのメタな演奏で個々を際立たせたという印象

3/24
荒巻バンド