花田裕之

インディーから『Live at SOAP』というアルバムがリリースされていたみたいなのだけど、この頃はまだ花田を特にどうと思ってなかったので、ここ数年でやっとRock'n'Roll Gypsiesに嵌ってからでは遅すぎだったようで、このアルバムを手に出来ていない。ヤフオクでもあまり見かけず、出ていても結構な値が付くので買う気は無いのだけど、手に入らないものは気になってしまう。

今年の初夏、Roostersの『Live 1982』がレコファンにもあるのかどうかを確認しようと思って、たまたま『NAGARE at SOAP 2007』を発見。一瞬、『Live at SOAP』の再リリースかと思ったけれど、あっちは2007年の録音ではないので、すぐに別の作品だと気づく。NAGARE(流れ)は、花田のアコースティック・ソロの時に使うタイトルなので、07年のライブ録音なんだなと、わかる。

ライブでアコギを弾きながら歌っているだけの作品。これで説明は全部片付く。ソロの楽曲や大江時代のRoostersの曲、カバー曲、それを気楽に普通に歌う花田。それだけのものなので、これらの関係性が気に入っているのならばこの作品は繰り返し耳にする。



収録曲の「雨のバス」は福山雅治がカバーしているらしいので、彼のファンもそれを理由に花田の作品を聴けば面白いけれど、多分そういう事は殆ど無い。そういうもの。









花田裕之 『NAGARE at SOAP 2007』