2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
先月SDLXで見たばかりだけど、次はいつ見れるかわからないので昨夜もOrquesta Nudge! Nudge!を見てきた。SDLXでのセッティングはONNに合っている気がしたけれど、ピットインではあの形は難しい。だから今回は普通にステージにセッティング。 SDLXでの静かな…
6/29は敬愛するEric Dolphyの命日。享年36歳(って・・・)。若くしてこの世を去る事になった天才の命日であるわけだから、この日は彼の音を聴く。どれを聴くか悩むけど、やはりここはオレがジャズを聴くキッカケになった『Last Date』。ここにも書いたし、…
芳垣安洋4daysに全部行くつもりは無いのだけど、とりあずこの四日間で最も注目されるのが昨夜の山本精一とのナンバジャズだと思う。少なくても個人的にはこの日に注目していた。というのは、やはり山本の音を聴くという事と、一年前に鬼怒無月と芳垣の同様の…
久々のEmergency!。前回はいつだったのかとバックアップを見ると、2005年の12月。確かに去年はライブがあったけど行かなかった。そのせいで一年以上も間があいてたか。その05年の年末が初のEmergency!のライブ体験だったので、今回がやっと2度目。高めの期待…
やはり見ておくべきだろうと思って、昨夜はピットインに行った。『The Arcades Project』の印象が良かったという事が一番の理由だけど、よくよく考えてみたらピアノ・トリオ(ドラム&ベースなスタイル)のフルのライブを見た事が無くて、そういう事も含めて…
多々聴いているわけではないけれど、全然聴いていないわけでもないPaul Bleyの音楽。要するに中途半端な印象しか残っていない。だけど彼のポジションみたいなものは嫌いじゃないので、無視もしにくい。ECMからリリースされた話題の新作『Solo in Mondsee』。…
実は結構はまった組原正の『Hyoi』。そうなると当然他の音が聴きたくなる。で、手に入れるのはグンジョーガクレヨンの『グンジョーガクレヨン』。東京ロッカーズな音に今更チャレンジ。 「パンクのDerek Bailey」という異名にあてはまる作品だった『Hyoi』に…
あまり書いた事は無いけど、佐野元春はオレにとってかなり重要な存在だった。高校生の頃、Boowyとか尾崎豊とかEchoesとか、そういうものを聴いていた中で、音楽的なものを最も伝えてきたのが元春だった。彼の歌の「悲しきRadio」で「ジーン・ヴィンセント チ…
Atomicは現時点において、最も注目されるユニットの一つだと思う。このユニットは、JazzlandのアコースティックなラインからCDを発表しているので、オレはBugge〜Jazzlandという流れを注目するようになってからは当たり前のように聴いていた。ユニット名が個…
Jazzland発足10周年記念かなんかのライブかなんかの音源をコンパイルした『Jazzland Community』。Bugge Wesseltoftを筆頭に、Eivind Aarset、WibuteeのHakon Kornstad、Sidsel Endresen、そしてJazzland Communityという名前での音源が収録されている。Begg…
Arve Henriksenの新作『Strjon』。一応前作『Chiaroscuro』は聴いたけど、あまり印象に残ってなくて、自分のバックアップを読み返す。が、意味が分からないのでとりあえず『Chiaroscuro』を聴きなおし、『Strjon』を改めて聴いたけれど、オレには特に違いは…
Yuji Onikiは日系アメリカ人のSSW。そのOnikiの新作『Tokyo』を手に取ったのはFernando Kabusackiや勝井祐二が前作にあたる『Woodstock』に参加していたと言う事を知ったからで、勝井は『Tokyo』にも参加している。それぐらいの知識で@towerの宣伝文句を読…
アルゼンチン音響モノで名前は目にしつつも、そのスタイルがわかるようなものに触れる機会が無かったMono Fontana。Kabusachiに続いてIntoxicateからソロアルバム『Cribas』のリリース。 『Cribas』は、Fontanaの弾いたピアノと現実音のサンプリングや打ち込…
Rovoとアルゼンチン音響派による、昨年7/7のライブを収めた『Live at Tokyo Cinema Clube 7/7 2006』。このライブがあった頃はまだアルゼンチン音響派に対する興味とRovoへの興味の再燃もなかったので、こういうライブがあることは知っていたけれど、特に興…
昨夜帰ってきてビールを取り出し、TVをつけると『僕らの音楽』が丁度始まるところだった。別に普段チェックしているわけでもなく、なんとなく見たりしているぐらいの番組。昨夜もたまたま見たのだけど、ゲストがUAだった。対談の相手は樹木希林。会話の中に…
Ornette Colemanのハーモロディック理論を理解しているのは、Ornette自身とその息子のDenard Coleman、そしてJames Blood UlmerだとOrnetteが語っているらしい。恐らくハーモロディック理論というのはOrnetteの様に音楽するということだと思うのだけど、それ…
昨年の『即効音楽場』で興味深かった中村弘二の別名義がiLLという事らしい。そのiLLと勝井祐二による『Dawn』は、やはりどうしても興味深い。スーパーカーというバンドは名前ぐらいしか知らないし、iLLの音も『即効音楽場』で聴いただけなのだけど、即興の枠…
前作『Who is This America?』は聴いたけれど、前評判どおり「Fela Kutiだな」と思っただけで、特に繰返し聴くような事をしなかった。新作『Security』も輸入盤が店頭に並んだ頃には手にしていたけれど、最近まで耳にしていなくて、危うく購入した事すら忘…
この間Erstwhileから新作リリースのメールが来ていて、その新作が日本のショップに入荷するのはいつごろか?などと考えながら久々に耳にした吉田アミ / Christof Kurzmannによる『a s o』。吉田アミは見た目とは違ったヤバイ声を発する人なのだけど、『a s o…
レコファンは現在輸入盤¥300引きというセールをやっている。新作扱いのものは対象外だけど、元々リアル店舗ではもっとも輸入盤の価格が安いと言えるので、文句は無い。なので、新作では無いもので聴いてみたいものを漁っているのだけど、それで手に入れたの…
Perry Farrellの新作『Ultra Payloaded』を初めて聴いた時、イマイチに思えて残念な気分になった。仕方ないのでJane's AddictionとPorno for Pyrosはカッコ良かったという事を書いてこのアルバムのインプレにするつもりで、もう一度耳にしようと聴き直したら…
「え?、そうなんだ?」と思わず思ってしまったのは、1969年に録音された『Independence』が高柳昌行にとって初のリーダー作という事が書いてあったからで、そういえばディスコグラフィー的な事はよくわかっていないという事に今更気がついた。 そんなことは…
日本のアヴァン / エクスペリメンタル音楽シーンにおける名ユニット、と、自信を持っていえるGround-Zero。そのG0のライブも残念ながら見る事が出来なかったけれど、最初期のライブが記録された『Live 1992+』がリリースされた。 元々記録用としてとったもの…
東京ドーム。通称ビッグ・エッグ。ここに来たのは何年ぶりか考えた。それこそ15年前ぐらいはよく野球を見に行った記憶がある。当然そこのホームチーム(セリーグ)がアンチなオレは、虎ファンやヤクルトファンのやつと三塁側かレフトスタンドで観戦するのが…
オレが普段CDを買うのは渋谷のタワレコかレコファンのBEAM店。だけど昔はDisk Unionをよく使っていた。タワレコが今のところに引っ越して、ジャズ〜アヴァンなものが充実しってからは、それと逆行するようにユニオンはその手の音が弱くなり、特に渋谷のユニ…
年末に簡素なパッケージでリリースされていたMos Defの新作『True Magic』。その時は興味の対象外だったけど、J Dillaの『Ruff Draft』を聴いてMos Defを思い出し、つい、手にしてしまった・・・。 興味の対象から外していたのだから、オレはあまりMos Defを…
今でもあるのかどうか知らないけれど、A Tribe Called QuestやDe La Soulが属していたネイティブ・タンとういポッセがあって、Black Sheepもそのポッセの一員だった。ATCQやDe Laはいかにも個性的で、すぐにネームバリューが上がって行った感があるのだけど…
昨日のOn FillmoreはJim O'Rourkeが日本で作ったレーベル、社会人(この辺の間違ったセンスがいかにもアメリカ人・・・)の第二段のリリースだった。という事は第一弾があるわけで、それはTisziji Munozというギタリストのの『Love Always』。 このMunozにつ…
WilcoのドラムのGlenn Kotcheと、恐山でおなじみのDarlin GrayによるユニットがOn Fillmore。3年ほど前に出た『Sleeps with Fishes』が、ボートラを加えた形で日本盤としてリリースされた。 KotcheのヴィブラフォンとGrayのアコースティック・ベースが演奏の…
オレがWilcoを聴きだしたのはご多分に漏れず『Yankee Hotel Foxtrot』がキッカケ。紆余曲折のあったあのアルバムを聴いて、続く『A Ghost is Born』、更にライブ盤の『Kicking Television』と聴いてきたけれど、その間にNels Cline加入という、オレの趣向か…