2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Fieldwork

CD

Vijay Iyerのユニット(多分)、Fieldworkの新作『Simulated Progress』がいきなり出ていてちょっと驚いた。といっても、元々マイナーなジャズのインフォメーションは無いに等しいので、いきなり出てくるのは普通な事なんだけど、Vijay Iyer名義のアルバムが…

菊池雅章 / Greg Osby

CD

Osby関連を連投。 この組み合わせは意外だった。世代やこれまでの活動範疇から、あまり関係のありそうな感じは無かった。どういう事でこういう事になったのか、全然知らないけど、どちらも好きなミュージシャンなので、見逃す手は無い。 この共演アルバム『B…

Greg Osby

CD

新作『Channel Three』を、これも店頭に出回っているものがCCCDばかりなので、amazon.co.jpからCDDAを購入。消費者の立場で言えば、amazon.co.jpの存在はありがたい。 今回はピアノレスのトリオ編成で、音に甘さが無い。全体的にゴリゴリした、芯の強い音でO…

Amos Lee

CD

Amos Leeの1stアルバム、『Amos Lee』を聴く。ちょっと前に試聴してなかなかよさそうな感じだったけれど、店頭においてあるものがCCCDしかなかったので、購入を断念。最近になってamazon.co.jpのものはCDDAであることがわかり、amazon.co.jpから購入。このア…

杉本拓

CD

杉本拓は極端に音数の少ないギタリスト。というか、ギターに限らず、オレの知ってる限りの過去から現在において、最も音数の少ないミュージシャン。 その杉本拓が2003年にオーストラリアで行ったライブをCD化(2枚組)した、『Live in Australlia』を聴いた…

大友良英

CD

そのうち聴こうと思いながら、なかなか手をつけていなかった『Guitar Solo』をやっと聴いた。何故今更、大友良英がギター・ソロを?、と、ちょっと腑に落ちない感じがあったのが、手を出せない理由だった。色々思いながら聴いてみると、以外にもマトモな演奏…

鬼怒無月

CD

鬼怒無月の新作『Wild Life』が、メジャーレーベルから発売された。オレはそんなに鬼怒無月の音を聴いているわけではないけど、Coilや梅津和時のKiki Bandでの演奏と、1stソロアルバムの『Quiet Life』は聴いていた。 今回のアルバム『Wild Life』は、鬼怒無…

Eric Dolphy

CD

最近、思い出したようにEric Dolphyを聴いている。オレにの耳に強烈なインパクトとその後の影響を与えたのは、Lou Reed、Iggy Pop、Eric Dolphy、Derek Baileyの四人。何かの音楽に触れるとき、いつもこの4人がいて、そこから音楽が始まる。 オレがDolphyを…

The Stooges

CD

The Stoogesの1st、『The Stooges』がリマスター&未発表バージョン集という2枚組み仕様で発売された。当然の如く従来の『The Stooges』は持っているのだけど、レコード会社の思惑にまんまと引っかかって購入。まあ、仕事キッチリのRhinoだし、こういうのは…

Erstwhile Records

CD

現時点でのErstwhile Recordsのカタログを全部集めてしまった。Erstwhile Recordsは、今、オレが一番信頼しているレーベル。このレーベルから出る音は、音響、エレクトロニクス、ノイズ、インプロビゼーションと言ったタームが混ぜ合わさったような音。Keith…

The Claudia Quintet

CD

新作の『Semi-Formal』をDisk Unionで購入。このユニットの演奏、個人的にはGlassのミニマルな作品を思わせる部分が多い。新作も、前作と同様にそういうイメージの音。ソロやアンサンブルの特徴として、ヴィブラフォンとアコーディオンが使われていて、特に…

John Coltrane

CD

John Coltraneのアルバムに、『Infinity』という、恐らく現在は廃盤状態なものがある。このアルバム、賛否両論というか、否定的な意見しか目にした事が無い。 音楽には色んなジャンルがあって、通常、音楽ファンは特定のジャンルに固執する傾向があると思う…

Jaco Pastorius

CD

Jaco Pastoriusの『Live in New York』というアルバムがレコファンにあったので買ってみた。これはWord of Mouth Bandで、Kool Jazz Festivalに出演した時のライブ録音らしい。あの『Twins』ほどではないけど、Jacoのオーケストラらしい音で期待を裏切らない…

Little Tempo

CD

夏なのでレゲエでも聴いてみようと思った(単純思考)。でも最近は、人の声が煩く感じる事がある。だからLittle Tempoの最新作、『Super Tempo』を聴く事にした。 Little Tempoの最大の特徴は、やはりスティール・パンだと思う。スティール・パンの音が鳴る…

Derek Bailey

CD

TzadikからDerek Baileyの新作『Carpal Tunnel』が出た。 1曲目の「Explanation & Thanks」を聴く。頭からの二音でBaileyらしい音が出る。三音目で、確実にBailey本人が弾いている事を印象付ける。もう、それだけで言う事は無い。それがオレにとってのBailey…

Tina Brooks

CD

久々にTina Brooksの『True Blue』を聴いている。 John Coltraneの様に音を詰め込むわけでもなく、Albert Aylerのように音を震わせるでもなく、Booker Ervinの様な野太い音でもなく、Sonny Rollinsの様に優れたアドリブを奏でるでもない。それでもTina Brook…