2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Scott Walker

CD

元The Walker BrothersのScott Walker。The Walker Brothersはヒットチャートの為のグループという印象が強いけれど、それ以降、Scott Walkerという人は、ショービズ的な日の当たるところではなく、自己表現の為の音楽を作ってきたらしい。11年ぶりの新作は…

Matthew Sweet / Susanna Hoffs

CD

Matthew Sweetと、元The BanglesのSusanna Hoffsによる60年代(?)のロック・ポップスのカバー集『Under the Covers Vol.1』。もう、何ヶ月も前に出ていたもののようだけど、最近まで気づかず。 個人的にはよく聴いている曲、聴いた事の無い曲、色々入って…

Rebel Familia

Dry & Heavyを初めて聴いた時、衝撃とか白々しい事じゃなくて、単純にカッコいいと思った。レゲエ、ダブ、そういう言葉を使ったバンドは日本でも多々あったけれど、一番太いビートをたたき出していたのはこのバンドだと思った.ベースとドラムの鉄壁の布陣が…

八木美知依 / Ingebrigt Haker Flaten / Paal Nilsen-Love

CD

昨年4月、Atomicの初来日の際に行われた(らしい)、八木美知依と、Atomicのリズム隊のIngebrigt Haker Flaten&Paal Nilssen-Loveによる即興ライブ。そのライブの模様をCD化した『Live! at Super Deluxe』がBombaから発売された。ライブの当日、サウンドチ…

Youssou N'dour

CD

Youssou N'dourが来日公演を行うのにあわせて、現在のところの最新作『Egypt』がやっと国内盤として発売された。この『Egypt』は、既に2年程前に発表されたものだけど、今回まで国内盤化が見送られていた。らしい。というのも、オレは発売後すぐに輸入盤で購…

Richard Bona

CD

なるべくどのジャンルもわけ隔てなく聴きたいと思っている。それは広く浅くを意味しているのだけど、それでも苦手なジャンルがある。それは日本のヒットチャート系と、俗に言うフュージョン。日本のヒットチャート系というのはジャンルじゃないだろといわれ…

The Jam

買うときにはちゃんとフォーマットをチェックしないと。と思ったのは別にCCCDを買ってしまったからではなく、The Jamの『All Mod Cons』のDelux Edition(デラックス・エディション)を購入した後だった。DEは、基本的にオリジナルのリマスター+そのアルバ…

Elvis Costello / Allen Toussaint

ここのところのElvis Costelloのディスコグラフィー的なものは聴いてなかった。連名的なものが多く、しかもロックから外れた様なものが多いからだ。デビューから80年代、そして90年代の中盤あたりまでのCostelloのアルバムはタテノリの音と、スローな曲のバ…

Helmet

CD

再結成第1弾にあたる前作『Sixe Matters』を聴いて、1度潰したものをもう1度やるというのは難しい事なんだと思った。90年代に「知性的なヘヴィメタル」として名を馳せていた頃の音かに比べると、普通のハードロックとしか思えない音になっていた。 Helmetの…

Johnny Cash

CD

映画『Walk the Line』で日本でも多少知名度が上がったと思われるJohnny Cash。その映画は未見だけど、それはただの物語だからあまり興味が無いと言うのが本音。 カントリー歌手という事で、オレはCashをあまり気に留めていなかった。Bob Dylanとの「Girl fr…

大友良英 / 中村達也

中村達也というタイコ叩きを、オレはあたりまえの様にBlankey Jet Cityで知った。BJCは個人的に、日本のロックバンドで最後に好きになったバンドだったと思う。そのBJCのタイコが中村達也なわけで、後に知る事になるのだけど、達也は原爆オ○ニーズやStalin等…

Friction

CD

昨夜手にした『Live in Roma』(『Live at “Ex Mattatoio” in Roma』の事)は、『79 Live』(元々は『ed '79 Live』というタイトル。但しソースが違う為、別物として扱うべきという意見もある)と同じく元々インディー扱いで、その為あまり流通していなかっ…

Friction

Friction at 渋谷クアトロ。名古屋までアホ面下げて見に行ったFrictionのライブが、思いっきりオレの行動範囲(テリトリーという言葉が誤解されそうなので、今回から変更)であるというわけで、こんなものを見逃す訳が無い。と、偉そうに言ってみたけど、ホ…

John Coltrane

CD

オレはEric Dolphyによってジャズにはまったのだけど、でも実は、ジャズ・ミュージシャンとしては、DolphyよりもJohn Coltraneの方に先にはまった。トリッキーな感じすら受けるDolphyに比べて、Coltraneは愚直とも思える程真っ直ぐで、激しくサックスを吹き…

Paul Weller

CD

昨年発表された『As is Now』のライブツアーの評判は高くて、それは3月の来日公演でも感じる事は出来た。だけど、昨年12月のライブを収めた『Catch - Flame!』は、より疾走感とタイトさを感じるという意味で、このアルバムの方がオレの好み。 ソロキャリアの…

Scritti Politti

CD

Scritti Polittiは80年代から活動を続けているけれど、その筋のファン以外にはあまり大きな存在ではない。オレのその筋では無いので、特に注目していた事も無いけれど、前作の『Anomie and Bonhomie』にはMeshell Ndegeocelloが参加という事に惹かれて購入。…

Primal Scream

CD

この間から新譜の『Riot City Blues』がディスプレイされているのを見たけど、とりあえずシカトしていた。もうそろそろ、いくらかのロックは聴かなくてもいい状態にならなければいけないし、PSは元々そんなに好きだったわけじゃなく、その当時話題になった『…

Jim O'Rourke / 坂田明

CD

Jim O'Rourkeと坂田明による新作『かなしい』は、昨年末に発売された『およばれ』の翌日のセッションからのCD化。自分のBlogを見て、『およばれ』にはMiles的なファンクを感じていた事を思い出した(その為にBlogを書いている)。だけど『かなしい』は、フリ…

Unbeltipo Trio

昨夜はW杯決勝のせいでかなり睡眠時間の足りない状態だったけど、Unbeltipo Trioのライブを見に行った。ライブを見る側もそれなりのコンディションじゃないと楽しめない事もあるので、こんな状態で行ってもダメかもと思いつつ、足が向く。 ボーっとしつつ開…

ECD

CD

メジャーを離れて、自主制作という形になってから3枚目のアルバム『Crystal Voyager』。今作はP-Vineが関わっているようだけど、多分流通だけ。そして今回も¥1,500という破格の値段。これはECDからメジャーのシステム(或は既存のシステム)に対する抗議(…

Evan Parker / Derek Bailey / Han Bennink

CD

長い間CD化が待たれていた、『The Topography of the Lungs』がEvan Parkerのレーベル、PSIから発売された。これはあの、Emanemレーベルの記念すべきカタログ第1号だったもの。初期のBaileyとParker、そしてHan Benninkの記録。 演奏と音の鋭さは言うまでも…

Calexico / Iron and Wine

CD

『In the Reins』は、CalexicoがSub PopのIron and Wine(今回初めて知った名前)と組んだ歌物路線の第2段。ではなく、ホントはこちらが第1段。アメリカでは昨年の夏辺りに発表されていたもので、EPというかミニアルバムぐらいのサイズ。それに6曲のボーナス…

Altered States

「またか」という感じだけど、ピットインでのAltered Statesのライブに行ってきた。今回は『Buffs II』のレコ発ライブという名目。でも、どんな名目であってもあんまり関係ない。 今夜も今までと変わった事をやる訳でもなく、いつものようにメジャーシーンか…

Era

CD

たまたまディスプレイされていた『Three Colors of the Sky』というCDを手にとり、その帯を見てみると、鬼怒無月の名前を発見。Eraというユニットで、ヴァイオリンの壷井彰久とギターの鬼怒によるユニット。鬼怒とヴァイオリンといえば、Bondagefruitでの勝…

藤井郷子オーケストラ 名古屋 / 東京

藤井郷子オーケストラCD4枚同時発売記念ライブを、一応「<東京の夏>音楽祭2006」とかいうイベントの一環に組み込んだ形にして、昨夜のピットインでライブがあった。今回のライブ、東京オケに加えて名古屋オケをこの夜限りのライブに呼ぶという事で、その資…

Bob Dylan

DVD

『No Direction Home』は昨年BSで放送され、今年の初頭に小規模ながらもロードショーで上映されていた。BSの方は見逃していたうえに、3時間半という長さを映画館で見る気にはなれなかったので、今回発売されたDVDは待ちに待った物。 この『No Direction Home…