2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Harold Budd

CD

なんとなく流れで、Harold Buddの『Avalon Sutra/As Long As I Can Hold My Breath』を聴く。これは/で別タイトルになっている二枚組み。 『Avalon Sutra』は、Buddのピアノを基調とした音作りで、ここにストリングスやいくらかの楽器が絡んでくるけど、やは…

Bob Mould

CD

オレがSugarを知ったのは、10年以上前に深夜枠で放送されていた「青春もの」というドラマのエンディング曲に使われていた「If I Can't Change Your Mind」を聴いてからだった。この曲の疾走感が好きで、アルバム『Copper Blue』を購入し、その後解散までの短い…

Daniel Lanois

CD

Daniel Lanoisの新譜、『Belladonna』が発売されていた。Brian Enoの新作と同時期というのが意味深に思えるけど、ただの偶然だろう。 こっちはほぼインストで、音の響きはさすがのDaniel Lanois。全編にわたってフォーキーで、ハワイアンみたいな音には一瞬K…

Mitchel Froom

CD

Mitchel Froomの『A Thousand Days』を聴く。この人のソロは初めて聴くのだけれど、全編ソロピアノなのが意外。最初はあまりいい印象じゃなかったが、繰り返し聴いているうちに、クラシックを思わせる旋律が心地良い響きになってきた。 この季節を涼しく過ご…

坂本龍一

7/26、Zepp東京で坂本龍一のライブを見に行ってきた。白々しく坂本龍一のことを書いていたのは、実はこの日のための伏線だった。 とある人のBlogで今回のツアーにFenneszが参加する事を知り、それから先週末まで悩んだ末に行ったライブ。ギリギリ土曜に、ヤ…

Noto

CD

Notoの名前を知ったのは、池田亮司との『Cyclo』だった。ただしこの手の音で誰がどの音を出しているのか、それがわかるほど精通しているわけではないので、Notoの事はあまり気に留めていなかった。それが、Fennesz〜坂本龍一の共演の流れで、それ以前にNoto…

一青窈

「ハナミズキ」を改めて聴く機会があった。「もらい泣き」がヒットしている時は、狙いすぎな曲だと思った。そのメロディーに、そう思わせるものがあった。 」ハナミズキ」は、とあるTV番組のマンスリーエンディングで使われていた事があって、特に聴きたいと…

e.s.t.

ちょっと古いネタだけど、6/25にe.s.t.の来日公演を見てきた。新作の『Viaticum』がよかったし、昨年のコンサートも印象に残るものがあったから、今年も来日が決まって以来その日を楽しみにしていた。 めんどくさいので感想の結論だけいうと、今回のコンサー…

Fennesz

ここ三ヶ月ほど、毎日必ず聴いているのがFennesz。勢いに任せて、とりあえずFennesz単独名義のCDは全部集めてみた。それ以外のコラボものも、店頭で手に入るものは大体揃えた。 コラボ作品でその名前は知っていたのだけれど、たまたま耳にした単独名義の『Ve…

坂本龍一

CD

正直言って、そんなに坂本龍一の音を聴いているわけではない。そして、決してファンでは無い。 でも、現代の日本に住んでいて、いくらか音楽が好きならば、というかそうでも無い人でも、事あるごとに目にするのがこの名前。Frictionの1stのプロデュースや、P…

Brian Eno

CD

Enoの新作『Another Day on Earth』、今回はVo入りという事で、いったいどんな出来なんだろう?と、気になっていた。やはり初期のソロ作を連想していたけれど、実際にその音に接すると、予想外に穏やかな音。オレにとってのEnoはクールの象徴で、アンビエン…

ECD

去年発刊されていた『ECDIARY』を一気に読む。これはラッパーのECDが3ヶ月間書いた日記を本にしたもの。この本の内容に全面的に賛成ではないのだけれど、共感する部分も多い。そしてこの本の中には、ECDが現在のような活動の仕方に移行したきっかけが書いて…

OKI

ライブの連荘。昨夜は恵比寿のSpazio2でOKIのライブ。元々OKIというミュージシャンをそんなに聴いているわけではなく、故安東ウメ子の作品でトンコリというアイヌの民族楽器を弾いてる人、ぐらいの認識しかなかった。それが今年になって出た『トンコリ』とい…

No Wave

James ChanceがContortionsをリユニオンし、日本でライブを行っている。という事で昨夜、代官山のUNITでContortionsのライブを見に行ってきた。。 三日間あるうちで金曜を選んだのは、チケット発売当初、金曜だけ前座の告知が無かったというのが、その理由。…

Atomic

CD

Atomicの『The Bikini Tapes』をタワレコで購入。3枚組みなんて結構なボリュームだけれど、怯まず聴いてみた。まだ一回通して聴いただけなのだけれど、一気に聴き通してしまうような出来。ピットインで見たLiveも良かったけど、ツアーでのベストな演奏を集め…

知名定男

CD

知名定男は沖縄の男性歌手で最も好きな歌手。すぐに頭に思い浮かぶのは「バイバイ沖縄」だけど、島歌に移行している現在の知名定男も良い。91年に出た『島うた』は、その頃のオレには少し重たく感じるような音だったけれど、『うたまーい』はすんなり体に入…

Iggy & The Stooges

CD

HMVからIggy & The Stoogesの『Telluric Chaos』が届く。これは去年の来日公演(at AX)をCD化したもの。オレは自称Iggyファンなのだけど、生のIggyを見るのはこのライブが初めてだった。もうガキな歳ではないので、後ろの方で遠目にIggyを確認。 「ああ、ホ…

Filament

昨夜渋谷のUPLINK Xで、生西康典 / 掛川康典 / 永戸鉄也の作成した映像+Filamentの音をLiveで体験。 Filamentの音楽は、普通にはノイズと呼ばれるような音をミニマルに鳴らしていくといった趣で、それは凄く繊細な音。FilamentのLiveは初めてだったのだけれ…