2012-01-01から1年間の記事一覧

ワタツミ・ヤマツミ

Soul Flower Unionの『ワタツミ・ヤマツミ』は、個人的に、初めて、日本の音とロックを掛け合わせたやり方の音楽で、違和感を感じなかったアルバム。その前の『カムイ・イピリマ』は聴いてなかったけど、それを後追いで聴いても、『ワタツミ・ヤマツミ』方が…

帰路、レコファンのコース

昨夜の余韻が冷めなくて、って状態で、クアトロ近くのレコファンに立ち寄る。まあ、毎度の事。目当て無し、で、が、「あり!、破産、、、苦、、、バーン!!」って状態。まずは国内盤を我慢したBrian Enoの『Lux』、勿論輸入盤での購入。して、今年はこれに…

Seun Kuti & Egypt 80

クアトロは、ガッツリ混んでた。あー、こんなに、Seun Kutiを聴きたい人が居るのか、と、なんか嬉しい。で、まあ視界は諦めてたのだけど、何か知らんけど、上手い事、いい感じに視界が確保できてしまって、なんかどうも何かが、オレを助けてくれたと思う。 …

WWW 2nd Anniversary "印象波"

朝、amazonからCDが届く。King Crimsonの『Lark's Tongues in Aspic - The Complete Recordings』。えーと、、、ことある毎にプログレは苦手、と、わざわざ書いたりしているくせに、このCD13枚+DVDとBlu-rayが1枚ずつの15枚組みって強烈なのを買ってしまう…

ペーター・ブロッツマン 〜 ソロ&トリオ

今回のPeter Brotzmannのツアーは、今夜のクラシックスを含めて3本の観賞予定。その中というか、それ以外も全部含めて、その中から1つしか選べないとしたら、今夜って、思ってた。のは、Brotzmannの独奏、これがとにかく聴きたかった。CDでは何枚かあるけれ…

オレは天国の扉を叩き壊す!

泣く泣くHeavyweightsを諦めた。して、向かう。為に山手線。乗る。が、動かん・・・。原宿渋谷間で人が降りたとかどうとか・・・。多分20分ぐらい、待たされ、その間に車内はすし詰め状態・・・。で、今夜の狙いとしては、開演予定10分前ぐらいについて、最…

獅子奮迅!ブロッツフェス2012 ペーター・ブロッツマン 2DAYS - 初日

今夜は短いセットを3つ。というパターン。1stがPeter Brotzmann、21絃と17絃箏の八木美知依、ドラムの本田珠也。Brotzmannのアケタ・トリオ、ってな面子。1年ぶりに聴くBrotzmann。ここではアルト。で、音が出る。出た音を聴いて、あーやっぱ、Brotzmannの音…

帰路、レコファンのコース

CD

明日からライブ観賞が続く。ので、前倒しで今夜帰路レコ。しっかし、昨夜物販で¥5,000も使ったのに、今夜レコファンに足向けするのか?と、自問しつつ・・・。が、小さな目当てはありつつも、大きな目当ては無し。なので、何か探すという事はせず、ぱっと、…

Giovanni Di Domenico / Norberto Lobo / 秋山徹次

新宿から六本木に向かう大江戸線のなかで、スマホで今夜、UnitでWireのライブがあることを知り、「えええええ?」と、なる・・・。しかし時間的にもう全く無理で、若干気分を落して、SDLXに到着・・・。 が、それはそれ。これはこれ、だった。1st、Giovanni …

Eleventh Heaven 4 U

つい最近まで、アレルギーは幻覚アレルギーと同じバンドだと思っていたし、OXYDOLLは中村達也絡みで名前は知っていたけど、音源がリリースされている事を知ったの1ヶ月ほど前でしかなくて、まあ、オッサンのオレでもこの2バンドに思いいれがあるわけじゃない…

1991623

高柳昌行の命日をタイトルにした、ベースの井野信義、サックスの藤川義明、ギターの今井和雄という組合せ。7月のピットインでのライブに続いて2回目。だと思う。 1st、固い音から徐々に、というか、気が付くとって感じで、張り上げるような音に展開。といっ…

帰路、レコファンのコース

CD

約一月ぶりのタイトルだけど、もちろんちゃんとこの間も毎週行ってる。で、今回は今夜じゃなくて、昨夜。目当てとしては、実は2枚しか持ってないLOSALIOSを中古でって思ったのだけど、無くて、じゃあって、女王蜂を探してみると、今年リリースされた『蛇姫様…

R.I.P. Ted Curson

ホント、訃報多い。なんなんだろう? が、こんなタイトルでログするほど、Ted Cursonを意識した事はあまりなくて、リーダー作を1枚も持ってない。けど、一応場末のジャズファンとして、RIPと書かないといけない気がする。サイドとして、Charles Mingusの作品…

LOSALIOS

クアトロで見たLOSALIOSは、実はあまりいい印象じゃなかった。「あれ?、こんなもん?」って、気分。前座のLITEが現代的な音でクールに、でも熱もあるのをかましてくれて、その後のLOSALIOSが、少々時代から離れた感じがした。ので、リキッドルームでライブ…

ジャケット

CD

某だんぱちやからCDが届いた。Joe Morris Quartetの『Graffiti in Two Parts』と、『13 Miniatures for Albert Ayler』という、オムニバスな面子のCD。どちらもROGUEARTレーベル。このレーベルのジャケは、単にミュージシャンとアルバムのタイトルが記されて…

SDLX十周年記念企画

ライブのチェックってのはこう、くまなくしているつもりでも、そうでもなかったり、する。気付いた時には遅かった、今夜と明日の新世界。あー、それ、前にライブで言ってたあれ、だ。ソールドアウトですか、そうですか・・・。と、なり、でもなんか悔しいの…

Beth Orton

CD

このタイミングでBeth Ortonの新作の事っての、なんか、だけど、でも、でもある気がする。Bethって、多分、あの時期の音楽の色々をあのタイミングでちゃんと感じていた人達にとってだけの歌姫かもしらん。あの頃の、ロックが斜陽でヒップホップとクラブ音楽…

Giulietta Machine スペシャルライブ「Machina Nostalgia」

今夜は、ホントに、仕事を千切ってのライブ観賞・・・。いい大人がこんな態度でいいんか?、って、自分でも思ったのだけど、1本目の電話で明らかに予定より遅れ、更に同じ人がまさに席を立つ直前にTEL。しかしこれ、どう考えても今夜じゃなきゃまずい話じゃ…

R.I.P. Terrence Orlando Callier

訃報が立て続けでイヤになる。『Timepiece』で始めて、見失って、3年前の『Hidden Conversations』でもう一度、だった。間を埋めつつ、色々聴いたけど、個人的には『Hidden Conversations』が一番好きな作品。最新作が一番好きと言えるのは、オレには幸運だ…

Sound Live Tokyo 中日 - Project UNDARK

Phewto小林エリカのProject UNDARKによる『RADIUM girls 2011』は、今の日本で起きている状況の原点のところを掘り込んだ作品で、今年リリースされたものの中でもインパクトの強い作品。そのトラックメイクをしたDieter Moebiusを迎えて、その再現が昨夜、『…

THE MONOCHROME SET JAPAN TOUR 2012

『Sound Live Tokyo』はその後もあったのだけど、Project UNDARKだけで外れる。SDLXに向かう。日比谷線の車中、オレと反対側に座っていた和装の女性の隣にハロウィンな格好の女子2人が座った時は、よりによってって思いつつ、ちょっと面白い構図でもあり、な…

Sound Live Tokyo 初日 - 菊地雅章ピアノソロ

月曜から今日までの間にも、興味深いのはあったのだけど、何か今回はここに絞った。間を無しにして、スッキリして、10年ぐらい前に1度だけ見たプーさんのライブに備えた。しかも、ピアノ独奏。しかも東京文化会館小ホールという、カヒミのライブで1度だけ行…

CRAZY FRIENDS' COMING TO TOWN

しかしまあああ、斉藤和義のライブを見るって行動をとるとは、311以前なら全く考えなかった。そもそもTVから聴こえるヒット曲をなんとなく知っているぐらいでしかなかったし。「ずっとウソだった」で、311後に最初にロックかましてくれて、やっぱロックって…

聴き倒し

CD

宣言してみたとおりに、David S. Wareを聴き倒した・・・。追悼とはいえ、こんなアホなことをするってのはどうか?って思うかも知らんが、まあ、オレ自身も思ったけど、言ったはいいが途中でイヤにならんか?とも思ったけど、意外とすんなり、嵌り続け多々。…

八木美知依+本田珠也+勝井祐二

実は今日は、ホントに結構悩んだ。SDLXかアケタの店か。悩んでめんどくさい気持ちにもなり、じゃあそれならアップリンクという選択肢をいきなりって思ったりもした。してもう決めないと色々とまずいて時間になって、西荻に足向けを決めた。 アケタの店で八木…

R.I.P. David Spencer Ware

David S. Wareを聴き始めたのは『Flight of I』からで、今年で丁度20年。知ったのはMMの「じゃずじゃ」だったはず。ここ数年はWareの音の忠実な聴き手では無かったのだけど、ちゃんと、当たり前に新作を手にして聴き続けている。Wareのテナーは、多分同時期…

Joe Henry & Lisa Hannigan

昨夜の渋谷DUOでJoe Henry & Lisa Hanniganのライブ。を、観賞。本音は、期待ってのはそんなにしてなかった。Joe Henryの作る音って、ライブという場での期待をさせる類とは異なって思ってた。けど、まあ、やはりこういうチャンスがあるのならそれは試してお…

A day in the life

仕事は特にトラブル無く、身内にも不幸は無かったので、なんの支障もなく、ロフトに到着。あ、ここ、ちょい久々。 1stがTha Blue Herb。いよいよ、来たか。とうとう、か。流の「ILL-BEATNIK」でBOSSのラップを聴いてから13年。タイミングは色々あったけど、…

帰路、レコファンのコース

CD

毎週の出来事だけど、書くこと他にないので・・・。狙い無しのフリープランでの足向け。けどこんな時こそ、「お!、こんなの出たか!」と、なる。で、Jan Bang & Erik Honoréの『Uncommon Deities』を発見。さも、David Sylvianの新作のような扱いだったけど…

R.I.P. John Tchicai

John Tchicaiが亡くなったらしい。近年は話題に上ることの無い人だったけど、60年代のあのフリージャズの時代に名前を出してきた人で、数年前にリリースされた『John Tchicai with Strings』は、ジャズのwith Stringsものというより、現代音楽の様な不穏を持…