帰路、レコファンのコース

毎週の出来事だけど、書くこと他にないので・・・。狙い無しのフリープランでの足向け。けどこんな時こそ、「お!、こんなの出たか!」と、なる。で、Jan Bang & Erik Honoréの『Uncommon Deities』を発見。さも、David Sylvianの新作のような扱いだったけど、ちょっと違う。Jan Bang & Erik Honoréという表記が正しい、と、思う。ここにはSidsel EndresenやArve Henriksenも素材として扱われている。らしい・・・。まだ聴いてない・・・。そしてもう1枚、Meshell Ndegeocelloの新作『Pour Une Ame Souveraine』を手にした。これはNina Simoneのカバー集。実は今年初めてNina SimoneのCDを買った。それもたまたま。なので、なんかこれはそうとうなタイミングな気がするのだけど、これもまだ再生していない・・・。
CD買ってきながら再生してないのは、このところ、80年代を中心としたアングラな日本のロックを聴き倒しているからで、それは『EATER '90s』を読んでいる最中だから、です。これ読んでいると、今まで散々聴いてきたものを改めて、更に聴いてなかったのを今更聴いてみたりしているのだけど、あの頃のアングラっていうかインディーっていうか、そういうところで出てきた音って、古くはなっていても刺激がある。やっぱ、混沌としたところっていうか、なんかが誤解を含めて新しく作られていた時の記録って、その後、より整理されて強化されたものもあるのだけど、なんかでも、ちょっと、そういう仕上がりのとは違う危うさみたいのがあって、なんかそれがどんどんその辺りの音を再生し続ける理由になっている気がする。『EATER '90s』に載っているものは勿論、載ってないBoredomsを聴いたり、Doomを聴いたりしていて、色々含めつつ。しっかし、Doomってマジ凄いんだよな。メジャーでの後も何気に凄くて、ゴッド・マウンテンのコンピに入ってるヤツとか、HG Factからリリースされた7インチとか、ヘヴィメタから始まったバンドがあのあたりに到達したのって、国内外含めて、多分無いと思う。あーいや、オレが知らんだけだと思うけど、でもDoomはヘヴィメタの中の色んなのを全部取り込みつつ、ジャパメタル気味をかすめつつも避けて、ヤバいのかましてた。っていうの、今、再認識中。