A day in the life

仕事は特にトラブル無く、身内にも不幸は無かったので、なんの支障もなく、ロフトに到着。あ、ここ、ちょい久々。
1stがTha Blue Herb。いよいよ、来たか。とうとう、か。流の「ILL-BEATNIK」でBOSSのラップを聴いてから13年。タイミングは色々あったけど、やっと、今夜。
しかし、今時、こんなに真摯に音楽で言葉使うかねって、思う。いや、まあ、ずっと思ってたのだけど、ライブという場でBOSSを目の当たりにして、そこからかまされる声と言葉が、こう、内側をえぐってくる感じ。O.N.Oが編んでDJ DYEがかますビートはヒップホップとエレクトロニカの間みたいなクールな感触でそれにユラユラしてしまうのだけど、やっぱり、BOSSのフロウに、耳は向く。DVDとかでやり方は大体知っていたのだけど、この夜だけの言葉をライムとMCに絡めてくる。あれだけの言葉数をたった一人のMC。終盤、「未来はオレ等の手の中」を扱い、そして、TBHとしての「ILL-BEATNIK」。あー、この男はマジだな。
TBHにかまされた後、Soul Flower Union。BOSSが結構ハードル高めに設定してしまったので、それを茶化すような事いいつつ、の、中川。が、今夜のSFUは今まで見た中でもかなりの、だった。そういえばSFUリキッドルームでしか見てないと思うのだけど、ロフトにSFUの音はドンぴしゃり。あー、このバンドのギターってこんなにカッコよかったか・・・。とか、気付く。してして、何より、だったのは、2ndの『ワタツミ・ヤマツミ』から「陽炎のくに、鉛のうた」と「もののけと遊ぶ庭」を聴けた事。オレは『ワタツミ・ヤマツミ』からSFUを聴きだしたので、このアルバムからの曲を聴くってのは特別。して、今夜も思いっきり「原発要らない! 再稼動反対!」と大声だし、「おっぱい! おっぱい!」と、思いっきり大声だしてきた。その結果、あー、歳喰ったってこういうことか、、、と、思った。予定外に体を動かしてしまって、帰路、足よりも腰にきてた・・・。マジかよ・・・と、半泣きな気分。帰ってきて5時間ぶりぐらいに座ったら、しっかり足にもきていることに気付く・・・。へへ、蜂が・・・。