SDLX十周年記念企画

ライブのチェックってのはこう、くまなくしているつもりでも、そうでもなかったり、する。気付いた時には遅かった、今夜と明日の新世界。あー、それ、前にライブで言ってたあれ、だ。ソールドアウトですか、そうですか・・・。と、なり、でもなんか悔しいのでなんか見に行きたいって思い、アップリンクに行こうかとも思ったけど、 SDLX十周年記念企画の方を選択。なんたって入場料¥1,000ってのがいい。
勿論目当てはGiovanni Di Domenico+Jim O'Rourke+山本達久のセット。他に全然しらないのが3セット。んー、まあ、¥1,000だし、1セットのみでいいかって、思い、まあ、これがトリのセットなんだろうと思ってたら、SDLXのつぶやきでなんと2番目って知り、じゃあってんで、最初のPia van Gelderから観賞。
Gelderは、主にラップトップ。それで映像をSDLXの壁面に投射して、ドローンでノイズでミニマルな音。手法として、まあ、それなりに知っているヤツで、音も映像も未知ではないのだけど、壁に映し出される映像をボーっと見つつ、その音をボーっと聴いていたのだけど、飽きる事も無く、接した。なんだろうなあって思う。こういうの、ちょっとだれたりするのだけど、そうならんかった。んー、ちょと不思議な気分。
して、Giovanni Di Domenico+Jim O'Rourke+山本達久。Domenicoについては殆ど知らんのだけど、12日のライブは見に行こうと思っていて、なので今夜は元々予定じゃなかったのだけど、やっぱ¥1,000で、この組合せなら、これはお得。
しかしまあ、ハッキリ言って残念な感じだった。ってのは演奏じゃなくて、オレの周りの客(カンケー者か、この後の演者かもしらんけど)。まあなんだろ?ってぐらい、ずっと喋っている。なんだろこいつら?って思ったのだけど、今夜のセット構成、まあ最初の2つと後の2つが別ってことなんだろうな、と。どう考えても、オレの周りで不細工な声を出し続けている連中が、普段、こういうミュージシャンの演奏に接しているとは思えない。こんな態度でこういう音楽を聴く輩、まあ時々居るのだけど、こんなにたくさんってのは初ってぐらいな感じで、おかげで、音楽を聴いた印象が残らん。ライブ音楽をBGMにして楽しい仲間とコミュニケーションを楽しむって感じなのだろう。自分なりの楽しみ方ってやつかもしらんし、それは尊重すべきだと思うのだけど、自分なりってのが他人を不快にさせないやりかたじゃなければ、尊重されない。明らかにいい音が出ているのに、なんでこいつらくっちゃべってるんだろう?って思いながら、セットが終わってしまった。終わって、ずっとくっちゃべってたクセに「やっぱすげえなあ」とか言ってるのが聞こえて、なんかなあって思った。
もちろんこの後、とっとと帰宅。サブカルーが集まりそうなライブは、こういう傾向強いけど、今夜はホントにひどかったな。やっぱ今後は、サブカルーが集まるライブはなるべく避けよう。¥1,000でいい経験になったかも知らん。