ジャケット

某だんぱちやからCDが届いた。Joe Morris Quartetの『Graffiti in Two Parts』と、『13 Miniatures for Albert Ayler』という、オムニバスな面子のCD。どちらもROGUEARTレーベル。このレーベルのジャケは、単にミュージシャンとアルバムのタイトルが記されているだけ。フォントを替えたりもせず、ほぼ同じ。けどなんか、このレーベルのジャケットに惹かれる。あまりにもシンプルだけど、ジャケットの中にあるCDの個性をあえて匿名的にする。このやり方がなんかよい。で、ROGUEARTのジャケを見ていると、やっぱHat Hutが頭に浮かぶ。特にHat Hutの現代音楽のリリースのジャケ。ROGUEARTの色使いを見ても、それを継承している気がする。
ここまで書いて、実は某ECMレーベルの悪口に続けたのだけど、消去。まあ、それぞれ好みの問題だよな。ECMはあまり好まないってのは前にも書いているし、しつこくってのもそれも面白いのだけど、なんかまあいいや。で、今日届いた2枚のどちらから再生しようかと考えてたのだけど、やっぱ、『Graffiti in Two Parts』を選択して、今、始めた。この作品はJoe Morrisの新録じゃなくて、1985という、古い録音。Morrisのサイトを見ても、これより古い録音物は1つしかなくて、オレが持ってるもので1番古い録音だったのは94年とかなので、まだかなり若い頃だったMorrisのこの録音を、ホント今まさに聴き始めているのだけど、今のところその後のどれよりもフリーインプロな側のやり方になっていて、この後、じっと、勿論アルコールと一緒に、続ける。