Arve Henriksen

Arve Henriksenの新作『Strjon』。一応前作『Chiaroscuro』は聴いたけど、あまり印象に残ってなくて、自分のバックアップを読み返す。が、意味が分からないのでとりあえず『Chiaroscuro』を聴きなおし、『Strjon』を改めて聴いたけれど、オレには特に違いは感じられない。アンビエントというかヒーリングというか、そういう音にArveのラッパや歌声がのる。ライブの場のようなユーモアはあまり感じられず、いかにもヨーロッパ的というか宗教的というか、そういうバックグラウンドが垣間見える。ジャズとは別方向の音で、そこが良くもあり悪くもあり。なんていうか、寝る時にはもってこいだったので、購入時は結構そういう使い方していたけれど、今の季節には合わない音で、もう少し早めにインプレ書いていれば、多少は好意的な事を書いていたと思う。

音の印象は季節によって異なるという好例。









Arve Henriksen 『Strjon』