Paul Weller

昨年発表された『As is Now』のライブツアーの評判は高くて、それは3月の来日公演でも感じる事は出来た。だけど、昨年12月のライブを収めた『Catch - Flame!』は、より疾走感とタイトさを感じるという意味で、このアルバムの方がオレの好み。

ソロキャリアのみじゃなく、Style CouncilやJam時代の楽曲までも演奏した事がこのツアーの最大の話題だったと思うけれど、それらがソロの楽曲と違和感無く並んでいる事は、アレンジの功績が大きいのだと思う。だけど、Wellerの様な中途半端が出来ないタイプの人が、本当に若かった頃の自分の歌を歌うという事にはなにか吹っ切れるポイントがあったはずで、それがなんだったのかとか、気になる。









Paul Weller 『Catch - Flame!』




こんかいもちょっと、Weller周辺の商売っ気を感じたので、国内盤が先攻発売されてから購入に至るまで、少し時間がかかった。そのうち輸入盤も出回りだして、そっちの価格は¥2,000程度で、国内盤より¥1,000も安い。だけど国内盤には2曲追加曲があって、あとで後悔するのもいやだなあ、と、ウダウダ考えた末国内盤を購入。元々2枚組なのに2曲も追加されていると少し長い感じもあるけれど、まあ、内容が良かったので今回は賢明な判断だったと自負。