2005-01-01から1年間の記事一覧
前作の『NP3』はちょっとマンネリ気味な感じであまり繰り返し聴くような事が無かったという事もあって、ずいぶん久しぶりに聴くような感じがする。Nils Petter MolvarやBugge Wesseltoftの様な新世代のノルウェーのジャズは、ヨーロッパらしいストイックな装…
面子を見るだけでゲップの出そうな感じがある。その為、数年前にこの『Inside the Dream Syndicate, Vol.1: Day of Niagara』が発売された時は、「とりあえずいいか」と思って購入しなかった。それが、気が付くと店頭から姿を消していて、なかなか手に入らな…
Jim O'Rourkeの新作『みず の ない うみ』には、90年に録音したまま放っておいたという音源と、それを03年にライブで演奏した録音が入っている。ここに入っている音は正しくドローンで、聴く人を限定してしまう類のもの。 詳細なクレジットが無いのでわから…
あんまりアフリカ等の第三世界(この言葉に問題があるのはわかってるけど)の音楽に数多く接している訳ではない。だけどYoussou N'DourやSalif Keitaの音だけはなるべく追い続けてきた。そのSalif Keitaの新作『M'Bemba』は、彼の代表作になると早くも言われ…
Richard D JamesがAFX名義で95年ごろにアナログオンリーで発売されたシングルをコンパイルした『Hangable Auto Bulb』が発売された。この中に詰まっているのは、後にドリルン・ベースと呼ばれるスタイルの最初期で、特に大きな驚きは無い。このドリルン・ベ…
という事で、思い出したようにThe Booksの『Lost and Safe』を聴いて思ったことを書いてみる。 このユニットを知ったのは今年のPrefuse 73とのコラボ『Prefuse 73 Reads the Books E.P』からで、その後発売された『Lost and Safe』をなんとなく聴いてみた。 …
3年ぶりの新作『Campfire Headphase』、基本的には今までの路線と大きな変化は見られない。日本盤のライナーに書いてあるが、生楽器の比重が若干増えたという程度で、その音楽性に影響を及ぼすようなものではない。 このグループの持ち味と言えば、やはりそ…
John Caleの新作『Black Acetate』をamazon.co.jpで購入。前作は日本盤がCDDAで、店頭に出回っている輸入盤がCCCDという状況で、日本盤の担当者が頑張ったと勝手に決め付けて日本盤を購入したけど、今回は日本盤発売のアナウンスも無く、店頭の輸入盤もCCCD…
新作『Prairie Wind』が10/26に発売(輸入盤はとっくに出ている)という事で、最近Neil Youngの作品を聴きなおしたりしている。 オレにとってのNeil Youngはやはり『Weld』からで、それを聴く前は興味の対象ではなかった。なんとなくDylanとイメージを重ね合…
八木美知依の演奏に一度だけライブで接した事がある。それはオレの敬愛する藤井郷子が、1stセットを八木美知依とのデュオ、2ndセットを吉田達也とのデュオという形でライブを行った時だった。一応、八木美知依の名は知っていて、CDも持っていたのだけど、箏…
7月のライブが今でも時々頭をよぎる中、19年ぶりの新作『Get Down and Dirty!』が発表された。 今回は、ContortionsでもBlacksでもなく、Terminal Cityという、なんとなく頼りなさげな名前のバンドがバックを務めている。一応、事前情報があったので、大体ど…
何を今更と思うかもしれないが、Boy Georgeのコカイン所持による逮捕というニュースを見て、「何やってんだか・・・」と思いながら、唯一持っているCulture ClubのCD、『The Best of Boy George & Culture Club』を聴いてしまった。昔を懐かしがるつもりは無…
Chris Cunninghamは、音楽PVやCMの製作、そして映画の特殊効果なんかも手がけている映像作家。その彼の製作した音楽PVをいくつか集めた、『Chris Cunningham Best Selection』というDVDには、Aphex Twin / Come to DaddyやPortishead / Only You、Madonna / …
Black Diceの新譜、『Broken Ear Record』を聴いてみた。 このバンド、巷ではNo Waveというタームで語られていたりするけど、オレにはそう感じるところは少ない。ところどころ、「ああ、今の音はNo Waveっぽいな」と思う事もあるけど、最近のアルバムは、「…
ジャズファンの間ではちょっとした話題になっている、Thelonious MonkのグループにJohn Coltraneが参加した時の未発表音源、『Thelonious Monk Quartet with John Coltrane at Carnegie Hall』のUS盤を、amazon.co.jpから購入。この組み合わせで、10年ぐらい…
ライブでCDを購入し、早速聴いてみた。 Unbeltipoは元々今堀恒雄のソロユニットだったらしく、だからTrioは付いていない。 CD『Joujoushka』は、ソロで録音したものが4曲と、トリオ編成で録音したものが4曲入っていて、ソロでの音に関しては「Frank Zappa Me…
John Zornという人は、彼の音楽が好きとか嫌いとかに関わらず、多分世界で一番上手いという評価をしてしまえるようなサックス吹きだと思う。ジャズにハードコアを持ち込んだ張本人のような人なので、オーソドックスなジャズが好きな人から見れば否定したいよ…
『Stanley Road』のDeluxe Editionをみてて、なんとなく他のDeluxe EditionとかLegacy Editionを見てて、「あ、あれ、まだ買ってないや」と気付いて、今日もそそくさとレコファンに寄って、Jeff Buckleyの『Grace』のLEを購入。それを手にしながら、「DEやLE…
連投になるけど、『As is Now』と一緒に『Stanley Road』のDelux Editionを買ったので。これも『Goo』のDelux Editionと同じように、オリジナル+シングルのカップリングやレアトラックが入ったDisc1と、主にアルバムのデモテイクが入ったDisc2、さらにオマ…
新作が出るという告知を聞いてから今日まで、本当に待ち遠しい日々だった。去年のカバーアルバム『Studio 150』に続く新作は、Paul Wellerを知っている誰も裏切らない、正真正銘のPaul Wellerの音。The Jam 〜 The Style Councilの後にソロとして、自分の名…
Sonic Youthのメジャーデビューアルバム、『Goo』がDelux Editionで発売された。このアルバムはオレがSYをまともに聴いた最初のアルバムで、ここから、SYを筆頭とした当時のオルタナティブなロックシーンに嵌っていく事になる。この『Goo』は、SY自身があま…
Jacoの投稿を書きながら、つながってしまうなあと思ったんだけど。9/22、新宿ピットインで鬼怒無月のライブを見てきた。 新譜の『Wild Life』発売記念という事だったので鬼怒無月名義になっていたけど、実際にはCoilのライブ。『Wild Life』も実質Coilの4th…
今日9/21は、Jaco Pastoriusの命日。実は覚えていたわけじゃないのだけれど。 今日も少し飲んでいたけど、閉店時間が近づいていたレコファンに飛び込んで、前から聴いてみたいと思っていたAlbert Mangelsdorff / Jaco Pastorius / Alphonse Mouzonの連名によ…
数ヶ月前に購入した『Spanish Fly』を、改めて見てみた。これは最新のツアーの模様を収めたDVDで、実際に見てみるまでは『Animal Serenade』の映像版だと思っていた。ところが『Spanish Fly』は、ドラムのTony "Thunder" Smithが入って、Antonyが抜けている…
Theo Bleckmannの新作『Anteroom』は、彼の声を素材に作られた作品。48分の曲と6分足らずの2曲で構成されている。新作が店頭に並んでいるのを目にして、そのクレジットを目にして、買うことを躊躇した。長い曲に「Theo Bleckmann - Voice」としか書いていな…
『( )』以来の新作、『Takk...』を聴く。『( )』でこのバンドを知ったけど、その得体の知れない音は、オレの興味を弾くには十分なものだった。従って期待の新作、なのだけど。 オレとしては、あの得体の知れない音を追求する姿勢を期待していた。だけど…
新作『A Bigger Bang』をamazon.co.jpで購入。まあ今更、この人たちに何を期待するでもないけど、なんとなく購入。 そしてなんとなく聴き終わる。
行ったら売ってたので買った。
しつこい感じかも。 新作『Bluffs』がライブ時に先行発売されていたのを購入。そして今回、廃盤になっていて入手困難だった二つの作品『Altered States』と『4』も少量プレスを行い、ライブ時に販売していた。オレは初日に新作『Bluffs』と、持っていなかっ…
結成16周年記念もとうとう最終日。期待の単独ライブ。 20時過ぎメンバー登場。とりあえず内橋和久が、「昨日のSantanaで弾き疲れた・・・」と、洩らす。あまり余計な事も言わず、1stセットが始まる。 全体的には、いつものイメージのAltered Statesの演奏。…