Sigur Ros

『( )』以来の新作、『Takk...』を聴く。『( )』でこのバンドを知ったけど、その得体の知れない音は、オレの興味を弾くには十分なものだった。従って期待の新作、なのだけど。

オレとしては、あの得体の知れない音を追求する姿勢を期待していた。だけど新作は、若干個性が薄まって、大陸的な音が増えてしまった感じがする。聴いていて感じたのは、U2に似てきたという事。ある程度のポピュラリティを得て、バンドの音が変わってしまったのだろうか。それとも、今回はたまたま、こういう気分だったのだろうか。その判断は次作に持ち越しになる。