!!! (Chk Chk Chk)

名前が名前だけに気になっていた!!!。WarpのDVD『Warp Vision』に入っている曲を聴いてはいたけれど、やはりアルバムレングスのものを聴いて判断するのが基本。それで一月に発売された『Myth Takes』を購入していたのだけど、なかなかインプレを書く気にならず。というのも特に印象が残らなかったからで、もう一回聴いてみれば印象が残るかもしれないと思い久々に耳にする。ベースの効いた整合感溢れる音が、James Chanceを思わせるようなファンクを奏でる。まあまあカッコイイ。でも、それだけ。確かにJames ChanceとかTalking Headsとか、そういうものを下敷きにしているけれど、あそこにあったフリークス感は無くて、音そのものを借用している感じ。それを現在の音で構築しているのだけど、ああいう際立ったものを結果的にせよ真似てしまうと、手本の方を先に聴いてしまっている場合は物足りなさを感じてしまう。逆に!!!を先に知って、その手本のJames ChanceやTalking Headsを聴くと、スカスカな音に物足りなさを感じると思う。こうなると少し厄介なのだけど、そういう巡りあわせというのはどうしても出てきてしまう。

と、なんか否定的に見えるかもしれないけれど、そういうつもりではない。それについては明日の投稿で。









!!! 『Myth Takes』




!!!のアルバムを買った理由の一つに、このバンドが来日してライブを行うという事もある。『Myth Takes』を聴いて気に入ったらライブを見に行こうかと思っていたのだけど、アルバムのインプレがこんな感じなので今回はパス。ただ、ライブ映えしそうな音ではあるので、行けばそれなりに楽しめるとも思う。