芳垣安洋 4DAYS 〜 Songs

芳垣安洋の4DAYS、初日。今夜はおおはた雄一という歌い手とのライブ。おおはた、は、知らんのに、なんか名前は目にしていて、ってことは、それなりにメディアに出てくる人なんだなあって思いつつ、ピットイン。
本来客席の中央に芳垣とおおはたが向かい合って、その周りに客席というセッティング。時々ある、パターン。ライブは2セットとも、完全にデュオ。1年前の芳垣4DAYSの歌ものライブと同じく、歌い手が歌いたいものを歌って、芳垣はそれにあわせて演奏。多分そうだろうなあって予測していた通り、おおはたはロハス系な歌い手。ロハス系歌手なんて言葉があるのかどうか知らんけど、芳垣の連れてくる歌手はなんか、ロハス系って言葉を使いたくなる。1stは音楽の起伏が少なくてちょっとユルユルだったのだけど、2ndは時折アップな演奏もあって、起伏のある内容だった。ロハス系特有の、ロックが全く無い感じはおおはたもそんな感じだったのだけど、「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」ではギターもエレキになり、演奏もロックしてて、面白かった。おおはたはギターも申し分ないし、歌も、どちらかと言えば女性受けしそうな少しの甘さを持っている。スティール・ギター状態のスライド・ギターとか、印象的。けど、正直、歌の内容が齢40のオッサンにとってはきつかった・・・。でもこれ、仕方ないよなあって思う。この歌を20代に聴いていて知っている曲として接したなら、多分違う感想になる。或いは、元々、自分が聴き続けてきた歌手の歌だったとしても、多分、その歌詞をもう少し聴きいれる事が出来たと思う。けど、そうじゃないという事で、あの歌詞に恥ずかしげも無く聴き入ることは難しかった・・・。