芳垣安洋 4DAYS - 二日目 - Orquesta Libre アルバム発売記念ライブ「オルケスタリブレと柳原陽一郎」

前日と、全く違うとか思う。それが芳垣の持ち味だけど、今夜は露骨にそれ。Orquesta Libreに柳原陽一郎という歌手をフィーチャー。その名前は何度か見ているけれど、よく知らなかった。が、ちょっと検索すれば、たま、だったと。「さよなら人類」という曲しか知らないけれど、この曲は今30才以上ぐらいだったら、まあ知ってるんじゃないだろうか?
芳垣がシンガーをフィーチャーしてっての、結構ある。オオヤユウスケ高田漣ハナレグミおおはた雄一。個人的にはなんとなく共通点を感じる。勝手にロハス系歌手と、括っている。柳原はどうだろう?と思ったけど、やっぱ、オレの目線では同じ括り。
Libreのみの演奏もあったけど、やはり主に柳原の歌入り。Burt BacharachとKurt Weillの曲が多い。Weillの方はほぼ「3文オペラ」だったと思う。それを大人数のジャズバンドで、と、言えるけれど、徹底してジャジーって事でもない。つーか、ジャズするところはあっても、ジャジーという色は逆に気付きにくい。なんていうか、Brassticksと同じで、このバンドは夜の音という感じがあまりない。昼とか午後とか、そういうのが似合う。レゲなアレンジもあるのだけど、それもやっぱそんな感じ。ただ時々、バンドが全体でうねったりする。1stの最後の「Goodbye Pork Pie Hat」なんてのは、まさにうねりまくっていた。
アルバムリリース記念のライブなので、その裏話がいくつか聴けてニヤニヤする。やりたい事というかやった事というか、それの成果が良くても、それを使えないとか、まあホントは愚痴のところを芳垣と柳原は上手く笑えるほうに持っていった。そこに藤原大輔の一声があって、爆笑ネタにまでなっていたけど・・・。
明日はシンガーフィーチャー第二夜で、おおはた雄一が加わる。それはそれで楽しいと思うのだけど、オレは1回お休み。

あ、そういえば、無事、ランチはゴチになりました。

まあ、実はわずか1試合の差での勝利だったのだけど、この1試合分を読みきる力の差は、簡単には埋めさせない。予定。