芳垣安洋 4days 二日目 Emergency! 急遽レコ発

SDLXのHUMCRUSHも興味深かったのだけど、あまり悩みもせずに素直に芳垣安洋4days二日目。なのでピットイン。一応今夜の面子のコピペ。Emergency! 芳垣安洋(Ds)大友良英(G)斉藤“社長”良一(G)水谷浩章(B)
今夜も覚えているだけセットリスト。1st、ジャズ・スタンダードの「Sing Sing Sing」(Louis Prima)、芳垣オリジナルのAEOCな「Re-boptism」、Kirkの「The Inflated Tear」、Mingusの「Better Get Hit in Your Soul」。2nd、芳垣オリジナルの「The Fireworks in Toshimaen 〜 Run and Run」、Mingusの「Fables of Faubus」、Bacharachの「I Say a Little Prayer」。アンコールはBeatlesの「Good Night」。お、全部覚えてた。珍しい・・・。
Emergency!は、エレキなギターが2本いながらジャズするというバンド。しかもそのエレキが大友と社長という組合せで、Joe PassJim Hallという無かったはずの組合せを思わせる。わけはなく、ジャジーなギターを弾いてくれないギンギンなエフェクト使いのギターで、まあ、(オレみたいな)ロック好きの方が喜びそうな音。それを芳垣が煽ってビンビンなのに、何故か真ん中で悠々イケてるアコベのラインが耳につく。そういうバンドだと思っているのだけど、毎度それなのだけど、演奏されるレパートリーも殆ど変わらんのだけど、もしかしたら今回は飽きるかな?とか思うのだけど、結局始まった途端にイケイケな気分になる。だけど振り返ってみたりするとイケイケなだけではなくて、全編行け行けガンガンなのは実は「Sing Sing Sing」だけだったりする。他は硬派(なんかこの言い方は違う気がするけど他が浮かばない)だけど、ちゃんと起伏する。
昨晩もやってた「The Inflated Tear」。前夜芳垣が「聴き比べを」と言っていたけど、ホントはそんな必要は無くて、面子が違うので比べようは無く、あ、でも芳垣は当たり前にダブるか。そういや今夜も終盤シンバルをロールしてたけど、昨夜よりは抑えてた。PAあったけど。昨夜は吉田隆一のぶっといのに芳垣が煽られていたって事か。