玉ニュータウン

昨夜のU-22、日本代表 対 クウェート代表は、日本のサッカーが圧倒していた。あのパス回しは時折バルサを髣髴させたし、両サイドバックの攻撃参加からのクロスも効果的だった。前半、2点取れたのもよかった。内容的に2点は取れると思っていたので、その通りになったし、更に何度もあったコーナーからも得点できたのも好材料。前半を終えて、後半は1点取って後はゼロに抑えればモンク無しだった。けど、失点。しかも、しょうもないミスからの失点という、一番いただけない形。形の整ったカウンターでの失点とかなら、まあ、仕方の無い事だと言えるのだけど、余裕を持ちすぎでディフェンスゾーンで相手を抜きにかかって取られて、そこから失点ってのは、最悪とも思える。まあでもこれで気を引き締めなおすって事にもつながるけれど、ホントにそうしたいなら、あのミスった酒井宏樹は次の試合ははずすべき。だと思う。インタビュー読んでもイマイチ反省が足りない。外す事が、酒井の成長につながると思うのだけど・・・。でも、関塚監督が考えていることはよくわからんしなあ。宮市を呼ばないって、意味わからなすぎる。このチームのやり方に自信があるのはわかるし、そういうサッカーを見せてくれたけれど、何があるか?はわからんわけで。今のU-22の面子の誰よりも、宮市は名の知れた選手。そういう選手がコマとして控えていることが相手チームへのプレッシャーになる。って、そんなことはわかっているだろうけどさ。そういうこと抜きにしても、宮市という選手を日本の代表チームが育てることに加担しないって事が不可解。宮市は本来アーセナルに所属しているけど、イングランド就労ビザの厳しさが、フェイエノールトでの活躍があってもアーセナルで試合に出ることが出来なくさせている。そのためにはA代表に呼ばれるか、特例を狙うためにも、U-22には呼ぶべきなのに。そうやって日本のサッカー協会が選手を作ることが、これからの日本のサッカーのためになるはずなのに。って、思う。
最近、気付いた番組『玉ニュータウン』。これが恐るべし・・・。TVKで金曜の23:00から放送されているのだけど、この番組自体はTVSらしい。サクサクと、懐かしのウゴウゴルーガが合わさったようなヤバさ。
ECMというレーベルへの感想は、今までに何回か書いていると思うのだけど、基本的には苦手。刺抜きするレーベルであると、決め付けしている。Mathias Eickの2作品も、これがEickの持っているものを体現しているとは思えない。けど、Marilyn Crispellの作品のように時々、その刺抜きが功を奏す事もあって、あああ、なんか無視したいけど出来んなあって、苦々しさがある。したら、Craig Tabornの新作『Avenging Angel』がECMからリリース。マジか・・・って思いながらも一応買って、けどすぐには聴かなくて、今夜、やっと再生。とりあえず1回、聴いた。Craig TabornがCraig Armstrongしてたりして、やっぱ、ECMらしくやられてしまった感じがあるのだけど、タイトル曲なんかは理知的に見える抑え方が嵌っていて、カッコいい・・・。あー、なんかなあ・・・。ホント、難しいレーベルだと思う。どれも同じに見えるジャケットはマジでしょうもないって断言できるんだけどなあ・・・。もう何回か聴いてみないと、この作品が自分にとってどうなるのか、ハッキリしない。