アルタードステイツの秋の３デイズ - アルタードステイツ秋の高齢大歌謡祭

毎年恒例Altered Statesの3days。今夜が楽日。『アルタード超歌謡際』当然ピットイン。
実はホントはこの日はいいか、とか、思ってた。ってのも、まあ、3days全部とか、もうやめようと、思ってた。のだけど、初日と中日でクラクラして、気が付いたら昨夜の終演後、今夜のチケットを購入・・・。
今夜の面子。を、コピペ。
内橋和久（G,Effects）ナスノミツル（el-B）芳垣安洋（Ds）
サポートミュージシャン：梅津和時（Sax）田中悠美子（義大夫三味線）富樫春生（P,Key）高良久美子（Vib,Per）
エントリー歌手：巻上公一、おおたか静流、渕上純子、三橋美香子
抱腹絶倒、と、強烈なの、と、か、だった。主に古めの歌謡曲をそれぞれの歌手が順番で歌うのだけど、ただそれだけではなくて、曲ごとに、その曲の歌い手がプロデューサーを指定して、指定された者はその場で組合せやら曲のアレンジやらを決める。歌い手からの要望もあったりするし、内橋がちゃんとアレンジしておいた曲なんかもあるのだけど、かなり適当に指示があったり、わずかな時間でちゃんと組み立てた指示とかもある。んーと、これも即興のライブ、です。即興っての、こういうやり方ってのをミュージシャンとか聴く側とかが、実はフリーにしてない。即興という枠を演奏したり、それを求めて聴いたり、している。ま、オレもそうだ。けど、今夜のこのふざけているようで、、、いや、やっぱりふざけているのだけど、でも真面目だと思う。で、こういうやり方で演奏者も頭を使いながらも思いっきり楽しんでいるのがよくわかって、んー、これは実は物凄い即興のライブだったな、と、思う。
あまりにも面白すぎ。で、やる側もノリ過ぎで、終わったのは久々に23:00オーバーってなって、元々用意していた企画を端折ったりしたのだけど、要するに時間を忘れさせる、「年忘れ！　爆笑、即興ライブ！」だった。しっかし、渕上純子と田中悠美子の飛道具ぶりは半端なかった。渕上さんが歌ってプロデュースを田中さんが担当した「傷だらけのローラ」は、多分ASとしてもあんな演奏は今までにした事なかったんじゃないだろうか。して、もう多分2度とやる事はないんだろうな・・・。名演・・・、だよな・・・。
今夜の演奏、多分初日と中日を見て、の、だから余計に面白さを思う。ぶっちゃけ最初は、ちょいノリ遅れた。まあ、昨年も見ているのでこの感じはわかっていたのだけど、でも、初日と中日のあの演奏が思いっきり残ったままの今夜は、なかなか切り替えられず。が、そこを渕上純子がバリバリと入り込んできたんだよなあ。あの人凄すぎるわ。
って事で、この3daysも物販で散財・・・。初日はスルーを決め込んだのだけど、中日は結局内橋絡みを2枚とナスノのソロCD-Rを購入。今夜は、昨夜も手にとっては見たけど保留したHans ReichelのCDを3枚購入・・・。これ、多分内橋が持ち込んだんだろうけど、ReichelのCDはなかなか手に入りにくい状態になってて、今夜手に入れたものを今amazonで見てみたら、やっぱりプレミア価格。しかし、オレはライブの場でCDばっかり買ってていいのだろうか・・・。何しに行ってんだ・・・。