R.I.P. Levon Helm

今年はサザンなロックを意識して聴いてて、凄くそこ、ツボだなあと思う。現代のサザンなロックと言えばBlack Crowesだけど、活動中止中で、それ以外ってはよく知らんのでその名が付いた時代のをよく聴いている。StonesとBeatlesじゃないけれど、いや、なんかそういう構図的なのを勝手に思うのだけど、サザン好きはプログレに対して積極的じゃない気がする。勿論逆もしかり。とか、勝手に思っているので、オレがイマイチプログレが気に入らないのはそういうことだと、決め付けている。で、まあ、サザンなロックという言葉からいくつモノ音が出てくるけれど、個人的にこれはそうなのか?どうなのか?って思っていたのはThe Band。多分そういう言い方はあてはまらないはずなのだけど、オレが勝手に思うサザンなロックの持つアーシーをThe Bandは持っている。面子的に、1人以外はカナダ人だし、やっぱサザンなロックではないのだろうけど、接する側としては同感覚。
Levon Helmの名前は1度しか書いていない。『Dirt Farmer』をなんとなく買って聴いた感想を書いている。それだけなのだけど、Helmの様子が思わしくないというのを目にして、うーん、、、とか思った。そして逝去の報。その報のあった金曜から今まで、Helmのソロ名義とThe Bandの作品、そしてThe BandがDylanとのコンビネーションで作ったもの、それらを只管聴いている。勿論どれもが良いわけじゃないけれど、どの音も、根っ子だと思う。『Dirt Farmer』は、ロックが過激とは違う部分で成熟して行った形だと思う。『Music from Big Pink』は、既に成熟してるように思えるThe Bandの面子が持っていた純粋だと思う。
ベタだけど、やっぱこの曲。いくつかあるライブバージョンも、この1stアルバムのテイクの特別には及ばない。