R.I.P. Whitney Houston

『Havana Moon』を聴いて、んー、やっぱ、Bill Laswellという人、の、センスというかなんていうか、さすがだなあ、とか、思っていた。来日してあのぶっといベースかまされるまでは、なんでも混ぜてみよう的な当たり外れにちょっと閉口したりすることもあった人なのだけど、上手く混ざって無くても、それはそれでも面白いかとか、思えるようになってしまった。今年もGWあたりにピットインに小銭稼ぎに来てくれるだろうか?
とか、思っていたところにWhitney Houstonの訃報。正直、あまり興味を持ってその音に接したわけじゃないけれど、1stアルバムの『そよ風の贈りもの』は、録音したカセットを持っていて、まあ、聴いてた。『そよ風の贈りもの』はジャケットもちょっとしたインパクトで、日本のアイドルじゃあるまいし、歌手が水着で写ってるなんて、なんか、変な気分だった。このレコードが、レコード屋にガガっと並んでたのはインパクトあったな。で、そのジャケを見ていたけれど、この人の音楽にはR&B的なものを感じることは無くて、ある意味、アフロ・アメリカンに対する固定観念みたいなのを払拭した人だったと思う。享年48歳ってのをみると、高校なガキだった頃には大分大人だと思っていたけれど、今は同じ40代かって思うと、微妙な気分になる。
で、まあ、Laswellからつなげたというか、ご存知の方も多いとは思うけれど、LaswellとWhitneyはつながっていて、Material名義の『One Down』に収録されている「Memories」はWhitneyのヴォーカルだったりする。

んー、まあ、大きなショックってのとは違うけれど、でも、やっぱりイヤな気分。MJに続いてかよ・・・って書いてるのが多いけれど、それは、やっぱ、あの時代を知っている人ならそう思ってしまうと思う。