やっぱ、サッカーが楽しい時期

んー、さすがに、バルサのリーグ優勝は厳しくなったなーって、なった。今の状況、色々理由はあるだろうけど、やっぱモチベーションだと思う。昨年、クラブW杯も取って、今のチームで取るべきものを取ってしまって、で、世界中から特別なチームであると認められてしまって、もうこうなったら、欲みたいなの、薄れるよなあ。まあでも、これで来シーズン、グアルディオラは継続する可能性が高まったと思う。それで、来期は大きい刺激を持ってくる事で、チームの活性化を促すか、違うのか?、知らんけど、ある意味瀬戸際に来たという感じ。
で、序盤、イマイチ2年目のジンクスってな感じだった香川がここに来て、やっと、期待に沿う姿を見せてくれて、ニヤニヤする。大分前にも書いたけど、中での香川ってのは、メッシと比べることが出来るセンスの持ち主だと思っているので、で、その通りにその範疇で嵌った時の香川の動きにニヤニヤする。中側を具体的に言うと、ペナルティ・エリアの幅。この幅での香川の働きはホントに良い。まあ、メッシは、それより外側でも機能するから世界最高の選手って言われるのだけど。
で、飼い殺しされそうだった宮市がレンタルでボルトンに移籍して、やっと念願のプレミア・デビュー。得点こそ奪えなかったけれど、危険なアタッカーであることは証明して見せた。やっぱ、リーグ戦に出てナンボ。まずはここで、当たり前のレギュラーになって、得点して、くれ。頼む。マジで、期待している。タイプ的に、香川よりも宮市の様な選手がお気に入りなんだよ。こう、前か右(或いは左)という、二択のサイドからの仕掛けできりきり舞いさせるドリブルって、おーっ!ってなるだろ? それの素質を宮市は持ってる。別にアーセナルにこだわる必要ないって、このレンタル期間に気付いて欲しい。
スポーツって、素質とか才能があれば、それが活かしきれる環境が必ずしも用意されていない。ってのは、個人的には高校なガキの頃に思ってたのだけど、それでもプロという範疇では、そういうの、違うはずだと思っていたけど、違うっていうの、思い知らされたのが我那覇和樹の、あの件だった。ありえないと思ったことだった。日本代表のCFとして固定されそうな時に、言いがかりの様なドーピング疑惑。Jリーグのチーム医師団も抵抗したのに、キチガイJリーグとか日本サッカー協会のクソな役員とか、そういう気持ちの悪い権力に、選手として一番大事な時期を我那覇は潰された。ウチナーとしては、あれは、あまりにも悔しい事だった。それはウチナーに限らず、サッカーに関わっている人達にもショックを与えるような事で、もう今となっては我那覇の名前を思い出す自称サッカーファンも少なくなったけれど、こんな時に、良い記事が出た。『日本サッカーを救った男』、これは、スポーツとかサッカーの部分を別なものに置き換えて読んでもいいと思う。こういう構図、クソの気色の悪い面子の為に犠牲になるモノ、それが平凡であろうが特別な才能であろうが、そういう事はあまりカンケー無いと思う。ゴミでしかないクソが、可能性を壊す。自書の宣伝含みの記事ではあるけれど、「日本サッカーを救った男」とまで言い切った木村元彦氏の心意気というかなんていうか、それに礼をしたい気分。