ビロード

Václav Havel氏に哀悼の意を表します。Havel氏の名前を覚えたきっかけは、Lou Reedの詩集に収録されていた、Havel氏へのインタビュー。そこでHavelがリアルでVelvet Undergroundを好んでいた事を知り、1国の大統領がそれという事にショックを受けた。他のそういう立場の連中とHavelの違いは、嬉しい事でもあった。そのHavel氏が関係したチェコスロバキアビロード革命。この命名、冗談みたいな偶然なのだろうか? いずれにしても、政治家で尊敬に値するのは、Havel氏と瀬長亀次郎氏だけだ。他は大体くだらない。
そしてそのニュースを知った数時間後に、北朝鮮の総書記も死んだ、と、知った。昨日、クラブW杯の3位決定戦を見ようと思ってTVを点けたらいつもの様に8チャンネルだったのだけど、チェルノブイリ後のウクライナベラルーシの事をやっていて、その現状の厳しさを思い知った。独裁国家ベラルーシのやり方は、日本の政治屋がやろうとしていることに酷似している。独裁というやり方の危険について改めて思うことがあった後での北朝鮮の総書記の死。ベラルーシ北朝鮮も、ホントに汚いのは多分ごく一部の連中。こいつらのせいで、苦しんでいる人が大勢いる。
今日の帰路はスーパーデラックスなコース。月刊Orquesta Nudge! Nudge!。今夜のゲストは駒沢レオ。まずはその駒沢の独奏。親指ピアノと歌。歌メロになんか日本っぽい感じがあるのが面白い。そして、アフリカンなマリンバとでもいうか、まあそういうやつ。駒沢がそれを演奏していると芳垣安洋岡部洋一が加わり、パーカッシヴなセッション。一気に熱っぽくなったところで、駒沢のセットはあっさり終わり、そのまま間の無い状態でONNの演奏。
まあ、ONNのは端折るけど。特筆とか、したい部分もあるけど、しなくてもいいだろ。って思う。やり方を色々しても、ONNはライブの場でグルーヴィーに楽しませてくれる。終盤、駒沢と、もう1人パーカッションなゲストが加わって、そこら中パーカッションな音で、至福。勿論、来月も行く。