ドリブルは、自分へのパスの連続

だと、常々思っている。ので、ドリブラーという言い方は、パサーでもあると思う。って、これはまあ、別になんでもないのだけど、なんかいい感じの言葉じゃないか?って、自画自賛したくなる思い付きだったので、いつか書いておこうと思っていた。
クラブW杯決勝。今夜、これ以上のイベントは存在しない。サッカーと言えば日本代表とかJリーグばかりの人は、今夜初めてバルサの試合をまともに見たかも知れない。職場の知人の彼女も、多分今夜初めて、バルサの試合をまともに見たはず。どの選手がどうというレベルじゃない試合。一週間ほど前にリーガの宿敵レアルとの大一番を制して、その試合後そのまま飛行機に乗って日本という強行スケジュールにもかかわらず、サントス相手に4対0。ポゼッションは70%を超えた。こんなの異常事態な結果。しかも、ビシャが準決勝で骨折して、今シーズンは出番が少ないとはいえ、存在感のある点取り屋の離脱は不安につながりかねないのだけど、それすら、無かったかのような圧倒的。個人的には、今夜のMVPはダニエウ・アウヴェスだと思うのだけど、こんな試合で2得点するメッシってのが特別なのは、まあ、言うまでもない。あーでも、個人的に、今のバルサで一番のお気に入りは3点目を取ったセスク・ファブレガスバルサカンテラ出身にもかかわらず、アーセナルの青田買いで持っていかれたセスクが今期戻ってきて、すぐにレギュラーに定着。けどバルサの前の方の選手としては、圧倒的なスキルとかスピードとか、そういう持ち味は無い。でも、大事な得点をする。外で認められた選手になってからバルサに戻ってきたというのも、例えばボージャンなんかにも、刺激になるはず。あーでも、プジョルのキャプレンシーも重要だよな。チャビとかイニエスタとか、今更いうことなんか無い。あーでも、2点目のチャビのゴールまでのパスのつなぎ、あれがバルサの真骨頂なのだけど、凄かったな。あのゴールに至るまで何本パスが通ったか、あとで確認しよう。