ちょっと前に、帰路、レコファンのコース

した時、帰りに降りのELVを待っていて、そこにライブのフライヤーが色々置いてあるのだけど、そこにJesus Jonesの名を見つけて、「まだやってたか・・・」と、軽く驚く。JJの記憶が鮮明なのは、90年代の半ばぐらいまで。世紀を超えてからその名を思い出した覚えが無い。思い出すキッカケが無いって事は、新作のリリースが無いとか活動が停止してるとか、そんな事だと思うので、そのフライヤーを1枚カバンに押し込んで帰った。帰宅後、当然調べる。Wikiを見て、活動が停止していたわけじゃない事を知るのだけど、2001年に『London』というアルバムがリリースされていたことはその時知った。んー、と考えて、とりあえず手持ちを探す。なんやかんや『Liquidizer』から『Already』まで持ってた・・・。ならば『London』を手に入れればオリジナル・アルバムのディスコグラフィーをフォローできてしまう。タイミングなのかもなとか思ってamazonにオーダー。届くまでに手持ちを聴き返し、やっぱ、『Liquidizer』と『Doubt』の2枚の、当時のハードコアなテクノと関係しているようなキツメの打ち込みのビートが、鋭角で、その上をギターがロックしてて、へヴィーな感触の強いインダストリアル・ロックとは違ったグルーヴとポップがある。その後の『Perverse』は、JJの特色が少し薄れて、全体が、より、ポップになった。その後の『Already』と、届いた『London』は、更にJJの最初のイメージからずれて、まあ、普通にロックバンドって気がするのだけど、UKのバンドにありがちななんか知らんけど暗い、というのは、JJには無くて、まあ爽やかって事も無いのだけど、90年を境にしたUSのオルタナなバンドからアングラを差し引いたような、そんな感じがある。
個人的にはJJは完全にアルバムで聴いてしまっているので、この曲が!!的なものを持っていないのだけど、だけどその代わり、妙にこの曲を思い出す。

で、ダラダラ書いたのだけど、明日、10年ぶりぐらいにブリッツへ足向け。チケットは入手済み。なんか、特別なバンドだったという意識は無いのだけど、90年代前半はよく聴いていたのは確かだし、次の機会はよくわからんし、何年か後にその機会があったとしても、その時にはもうさすがにそんな気になれない気がしたので、まあ、行ってみるかって軽い調子。だったのだけど、ググって見て、召喚したスマッシュのHPに「マイク・エドワーズ率いる "Jesus Jones" ! 運命の最終公演(Farewell Live) が一夜 限りで行われます。」と書いてあって、へえ・・・な気分・・・。