武田和命

今日の日付が8/19か。って事は、昨日は8/18か。当たり前だな。というか、8/18には、何か、重要なことがあった気がするんだけどなあって思い、ちょっと考えると、すぐに思い出した。武田和命の命日。John Coltraneのそれが7/17なので、月日にそれぞれ1足すと武田の命日になる。タケダ・コルトレーンと呼ばれていたらしい武田とColtraneは、やはり縁があるのかも知らん。
気付いたので、1日遅れながら武田和命の『Gentle November』を再生。昨日行ったアケタの店でのライブ録音盤もあるけれど、やっぱり武田と言えば『Gentle November』だと思う。バラッド集のこの作品がタケダ・コルトレーンと呼ばれたテナー・サックス奏者の持ち味を全て含んでいるわけじゃないだろうけど、でもこれ、ジャズと呼ばれる音楽の持ち味で出来ている。気がする。ピアノの山下洋輔、ベースの国仲勝男、 ドラムの森山威男も、フリー・ジャズの奏者というイメージからは程遠い、隙間のある柔らかさ。武田は丹念なテーマ、アドリブもメロを活かしたゆっくりとした語り口。
『Gentle November』は、最も美しい1セット。