John Coltrane

いよいよ、数時間後に女子W杯の決勝が近づいてますが、そこは、ちょっと抑えて、7/17なので、Coltraneを偲ぶ。個人的に、『A Love Supreme』以降のColtraneの音が好きで、そっち側ばかりを聴くという偏った聴き方をしているのだけど、じゃあってんで、それ以前を聴こうかと思ったけど、止めた。気分は『Interstellar Space』で、それに従う。晩年のColtraneの記録はいくつもあるけれど、Rashied Aliとのデュオという形態のこの作品は、要するにColtrane以外の音が最も少ないもので、なので、これは特殊な作品かもしれないけれど、最も重要な作品の1つだと思う。楽器が少ない分、只管、Coltraneは音を発し続けなければいけないのだけど、元々そういうタイプではあるけれど、演奏上の刺激が1つのドラムセットだけという中でもColtraneは、らしく、音をつなげまくる。たった1人でColtraneを鼓舞し続けたAliの存在感も大きい。んー、この作品はColtraneのドコア、だと思う。
で、こんな作品を『Interstellar Space Revisisted』というタイトルでカバーして見せたのがNels Clineで、そのセンスに流石、と、思う。というか、嬉しい。ので、続けて聴く・・・。