サッカーとロック、は、やっぱり特別

いやいやいや、なでしこジャパン、やりやがる。先制されて、追いついて、逆転して、突き放す。観るほうからすれば、ボルテージ上がりっぱなしの内容。が、観てない。朝起きて、TVでニュースをチェックして、勝ったって知って、おおお!って思った・・・。今日の昼休みはサッカー好き女子とランチで、試合を見なかったオレを若干軽蔑気味だった・・・。決勝はちゃんと観ますので。よろしく。
こうやって女子のサッカーを見ていると(見てないけど・・・)、女性が、ここまでサッカーの形が出来るようになったんだなあって思う。なでしこの3点目のループとか、なかなか。ループは身体能力で決めるものじゃなくて、サッカーのセンスです。あれを見て、中学なガキの頃の自分の公式戦初ゴールもループ・シュートだったことを思い出す。サイドからドリブルで切り込むのが得意なくせに、そういう得点じゃないってのは、なんか、色々。まあ、そういう技を持っていたっていう軽い自慢なのだけど、ループで得点する事の意味って、サッカーをやってた人にしか通じないよな。
昨夜ログを書いた後にじゃずじゃ氏の呟きを見てWürzelの逝去を知って、「へ?」って、驚いた。Motörheadは、若い頃にその頃つるんでたヤツに聴かせてもらったのだけど、聴かせてもらう以前から名前は知っていたけど、なんかバンド名もジャケットもダサくて、興味を引かれなかった。けど、たまたま聴かせてもらったMotörheadは、ロックはアグレッシヴでなんぼって思っていた自分に当て嵌まった。が、まあ、そこからガシガシと嵌るでもなく、タイミングがあえば聴くってスタンスなのだけど、今年リリースされた『The World is Yours』はタイミングだったので聴いてて、面子は変わり続けていても、LemmyがいればMotörheadは変わらん。って思っている。そういうバンドだろ。でも、やっぱ好きなアルバムってのはあって、それが『1916』と『Sacrifice』で、Würzelはこの時期の面子。けど、そんな事、元々頭にあったわけじゃなくて、ほんの2週間ほど前にたまたま『The World is Yours』を聴きながらなんとなくMotörheadをググったりしている時にWürzelの名前を覚えてしまって、で、こんなことになったので、「あ???」ってなってしまった。だから、思い入れってのがあるわけじゃないのだけど、なんか変な気分になった。して、昨夜『1916』を再生して、今日の出勤時は『Sacrifice』を再生して、もう1回『1916』を再生して、ああでもこれじゃあダメだって思って『The World is Yours』を再生して、でも今日はいいかと思って再度『Sacrifice』。この、とてもUKのバンドとは思えないいなたいロックぶりに、マジで胸が熱くなる。ジャケとか、いつでもダサダサのままなのだけど、アヴァンとはカンケーなくアグレッシヴな態度なのだけど、でも、ロックの最重要な初期衝動だけはいつもガンガンで、ダサいとか何とか、そんな事言ってるのがロックではダサいんだよって思わせるのがMotörheadで、、、。アーマーとにかく、好きなアルバムに関わったWürzelにR.I.P.を。