Let's Spend the Night Together

今週はライブ観賞の予定が無い。ので、たまには映画でも観るかと思い、シアターN渋谷のサイトをチェック。で、邦題『ザ・ローリング・ストーンズ レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー』を発見。で、水曜に行くと決めて、行ってきた。水曜を選んだ理由は、¥1,000だから。せこい。が得意。
初めて買ったストーンズのライブ盤は『Still Life』で、ホントは『Love You Live』の方が欲しかったのだけど、2枚組みで高かったので、新星堂で「うーん」とか思っていたら、『Still Life』も置いてあって、それまで『Still Life』の事は知らなかったのだけど、どうも『Love You Live』とも近い録音だし1枚もので安いし有名曲も多いし、こっちでいいかと思って購入。ジャケットの軽い感じが気にはなったのだけど、やっぱなんか妙に軽いなあって思うのだけど、まあやっぱ80年代だからなあって思ったりする。その後『Love You Live』を手に入れて、やっぱ『Love You Live』のがカッコいいなって思いつつも、でも『Still Life』も便利に聴けるし、って事で結構繰り返した。『LSTNT』がその『Still Life』の映像版って事で、ニヤニヤ。
スタジアムばかりの、1981の北米ツアーの映像。しかもほぼライブ映像のみで、少しだけバックステージの映像や、一瞬だけ社会的な映像も紛れ込むけれど、音は常にライブの演奏。誰かが何かを語ったりとか、全く無い。潔くはあるけれど、途中で飽きそうだなって思った。けど、結局、飽きない。ってのも、やはりストーンズ、耳になじんでいる曲がアホみたいに多い。25曲もあったみたいだけど、耳になじんでない曲は片手分ぐらい。んー、かなりエンタメ満載のステージングだけど、でもこれがストーンズの大きさだよなあ・・・。でもこんなこと続けてたから、Keithは『Dirty Work』みたいなアルバム作りたくなったんだろうなあって、思ったりした。
『Still Life』の面白さの重要なところは、4曲収録されたカバーだと思う。といっても、「Time is on My Side」はほぼストーンズの曲として認識されてしまっている気がするので外してもいいけど、元々知ってたEddie Cochranの「Twenty Flight Rock」はちょっと意外な選曲だし、知らなかった「Going to a Go Go」と「Just My Imagination」はすぐに耳に馴染む曲で、特に「Going to a Go Go」はお気に入りで、これのオリジナル聴きたさにSmokey Robinson & the Miraclesのベスト盤を買ったりもした。それが今ではYouTubeでサクッと聴けるのか・・・。んー、と思いながら、ついさっき「Just My Imagination」のオリジナルのThe TemptationsバージョンをYouTubeで初めて見た。んー、やっぱ、こんなに容易く聴けてしまう事は、なんかちょっと、違う気もするのだけど、まあ、いいか。


って、ええ?、Würzel逝去? マジかよ・・・。これからMotörhead聴いて追悼モード・・・。