達也 meets 達也 BIG BEET WEDNESDAY

中村達也中村達也。約1年ぶりの組合せ。ピットイン。
まず、中村さんのソロセット。スネア1つにブラシでのアプローチ。続いてハイハットへのアプローチ。そしてドラムセットでの演奏。やっぱ、全体にパーカッションな音の多い演奏。なのに、マットな響きのバスドラが最も印象に残った・・・。そして達也のソロセット。達也はドラムセットを、ガーっと。まあ、らしいとも思うけど、共演者とか場所とか、そういうのを頭に置いたと思える演奏。けど、ジャジーとは違う。そして中村さんと達也のデュオ。まずは中村さんが用意したらしいバラフォンのデュオ。こういう楽器を触る達也を初めて見た・・・。そしてドラムでデュオ。お互いの持ち味で進行しつつ、最終的にラテンなグルーヴ。ここまでが1st。
2ndは達也とスガダイローのデュオから。久々に聴くスガのフリーキーなピアノに、達也が呼応。今夜はこの演奏のガツガツ度が凄かった。続いて中村さんとサリー佐藤のデュオ。昨年も見た佐藤のフュージョン寄りながらもテクニカルなベース。それで、Jacoの曲に「Smoke on the Water」のリフを混ぜてみたり。2ndの最後は当然全員揃い踏み。スガのピアノが全体を引っ張った印象。まあ、楽器の組合せ的に当たり前とも、感じる。音数多く、盛り上がった。アンコールも4人揃った状態で、ガーっと。
全体に、スガスガしいジャム・セッションという感じだった。全員が陽性なのかも。んー、こうなるともうちょい毒みたいなのが欲しくなるのは趣向の問題だってわかっているけど・・・。って思う部分もあるのだけど、実は結構、というか終始、リズムにあわせて体は揺らしてました・・・。