たよりなげな ジャーナリズム

昨夜、Superchunkのライブから帰ってきて、ログ書きつつTV見ていたらトップニュースがパンダで、マジで、呆れた。祝島で起きている事が全く報道されない。本当に、TVなんかのジャーナリズムというのは死んでいる。そういうニュースをヌケヌケと読むキャスターはただの飾り。エジプトのキャスターが「政権の宣伝やめた」というニュースは知っているはず。それでも統制された呆けたメ
ディアは、自分の恥に気付かない。
呆けてはいても、直接自分の利権に関わらない海外の情勢は伝えてくれる。リビアでは、空軍のパイロットがデモ隊への攻撃指令を受けて、戦闘機でマルタへ亡命。同じ国の人間を殺す行為をしたくないという、当たり前の感情からの行為らしい。
田ノ浦に原発を作る為の作業をしようとする人達、高江でヘリパッドを作ろうとする人達、辺野古に基地を作ろうとする人達。これらの人らは、多分殆ど日本人だと思う。直接的にその地域の人達を殺すわけじゃない。けれど、苦しめる事に加担している。今までは、作業員は生活の為、発注側の言う事を聞いているだけだから、という言い方で、彼らへの批判は避けるような意見が多かった。個人的にも、生活の為という言い方をされると、自分自身の事も含めて、仕方の無いことだと思っていた。けれど、やはり、それであっても、原発やヘリパッドや基地を作ることに加担していることは事実。だよ。