曲がり角のところで

いつの間にか、サッカー日本代表はW杯には出なければイケナイ、アジア杯では優勝しなければイケナイ、そう、思われるようになっていた。けど、90年代に入るまでの日本代表は大した成績の残せない、アジアでも弱い代表チームだった。だから、日本代表の試合を見ても「また負けた」って、それまでのサッカー小僧は思っていた。W杯なんてどこかで行われている夢の祭で、日本には無縁のものだった。それを変えたのはハンス・オフト。オフトが日本代表の監督になってから色々と変わり、更にJリーグが始まり、そしてやっとの事で98W杯出場。次大会は韓国との共催が決まっている状況だったけど、初出場が開催国という立場でのそれより、実力で掴むそれがいい。ここでギリギリ、日本代表は意地を見せたと思った。そして昨夜、アジア杯4度目の優勝。最多になった。いつの間にかアジアの君主。そりゃ、とにかく騒ぐ輩とかにイラつくのもわからんでもないけど、ここまでの日本のサッカーの努力は賞賛できると思いませんか?、オレは思う。皆が騒ぐようになったサッカーに「興味が無い」と言って外側気取りたいのもわからんでもないけど、ホントに外側のヤツは、そんなことに触れもしないだろ。
って事で、今回のアジア杯がらみの動画を見ていて、一番面白かったのは、これ。

アラブのどこの国の放送か知らんけど、なんでここまで他国のゴールに熱狂する? 面白すぎるぞ!! というか、ありがとう!!、なんか嬉しい!!
さて、このログの数分後、いよいよオレは40。何歳まで歳を重ねられるのか知らんけど、どんなに多く見積もってもここで曲がる。

まあ、そういう事なので、惑うのはそろそろ止めようと思う。いや、明日、数分後から止めよう。これからはちゃんと決める。だけどちゃんと、いつも心にはパンクなロック。これだけはずいぶん前から決めている。