Tinariwen

今年の夏は今までに無いぐらいに涼しい夏だったと思う。それでも暑い時期であったことは間違いなく、そういう時期に自分が聴きたくなるものってどういうものなのかは今でもよくわからない。でも今年の夏場に一番繰り返したのはTinariwenの新作『Imidiwan: Companions』だった。

前作『Aman Iman』は2年前の涼しい時期に手に入れたものだった。それも勿論面白かったし、すぐにログにした。だけどその後は耳にせず、ふと昨年の夏の休日の昼間に汗をかきながらビールを飲みつつウダウダしながら『Aman Iman』を聴いて、その時がそれまでで一番Tinariwenの面白さを感じた。

『Imidiwan』は暑い時期に手にしたからか、『Aman Iman』の様に大分経ってから面白く思うというような時間はかからなかった。聴いてすぐ、「このアルバムはかなり気に入る」と思った。エレキなギターを手にしながらも、ロックなエフェクトを使わずシンプルにアラブらしいテーマをミニマル気味に奏でる。簡単に言うとそういう音楽で、難しくも言ってみたいけどちょっと追いつかない。涼しくなったけど相変わらず耳にしているのだけど、でもCD買いすぎで貯まりすぎなのでこのログでとりあえず封印。



初回のみのDVDはレコーディング時などの映像が入っている。英語の字幕付きなのでオレには喋っている事が理解できないのでボーっと見たのだけど、20分ほどの長さなので、飽きずに最後まで見ていられる。





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Tinariwen 『Imidiwan: Companions』