Alan Silva

今日はJohn Coltraneの命日なので、とりあえずアルバムを1枚聴く。そしてBilly Holidayの命日でもあるので、こっちは1曲だけ、聴く。



Coltraneの葬儀の時に演奏をしたのがAlbert Aylerで、その時の演奏は『Holy Ghost: Rare & Unissued Recordings (1962-70)』に収録されている。そのAylerの『In Greenwich Village』は、オレがジャズを聴き出した早い段階で手にして、多分初ジャズの『Live at the Five Spot Vol.1』から数えて5枚以内で手にして、今では曲数も増えた『Live in Greenwich Village』というアルバムになっていて、なんかずっと聴いている印象。

だけどその『In Greenwich Village』、Ayler以外の面子は記憶してなくて、ラッパは弟のDonald Aylerだろうと思っていたけれど、他は考えた事が無かった。流石に目は通しているはずだけど、覚える気が無いという事。



来月、Alan Silvaという人が来日してツアーを行う。そのツアーの中でも8/26と27に行われるオーケストラ名義のライブ、ここに大きく注目。この面子、とにかくMonkの無い面子。日本のオールスターズ。勿論例えば芳垣がいなかったりだとか、その他にも選択肢はありそうな気がするのだけど、でもこの面子にも全くMonk無い。この中の大体はライブで演奏を聴いているし、そうじゃない人も名前は知っている。だけど冠のAlan Silva、この人は誰?と、ググる。するとSun Raのアーケストラに参加していたり、あのCecil Taylorの『Unit Structures』や『Conquistador!』、そして何よりAylerの『In Greenwich Village』に参加しているベーシスト。これもその事実を知ってかなり恥ずかしい気分・・・。まああ、それはそれとして、とにかくAylerと共演した人のライブを聴ける初の機会は嬉しい。



という事でこのログ、一応昨日からつなげている。それはMC5が『Kick Out the Jams』でSun Raの「Starship」を演奏しているからで、唐突ではない。だけどSun Raの「Starship」を聴いた事はないし、Sun Raの積極的なリスナーでもないんだよな・・・。