Living Colour

ちょうど4年前、Filamentのライブのログを書いたのが始まりで、それはDVD(『Dark Room filled with Light』)にもなってくれた。オレにはそういう運がある。

このログが5年目の始まりなので、名は体を表すはずで、このブログの名前のパクリ元のLiving Colour。



再結成はしても、『Collideoscope』の後の新作がリリースされない中、今年の3月、レコファンでたまたま目に留まった『The Paris Concert』。昨年のパリでのライブ盤。またもライブ盤で場をつながれる。単なるライブ盤はあんまり好まないのだけど、でも場つなぎでいいか。とかで、購入。

だけどこれ、かなり凄い。なんかこう、走り出したくなるぐらい凄い。なんとなく「ザマーミロ!!」と、誰かに言いたくなるぐらい凄い。



少々大げさ。



でもない。音は跳ねるしうねるし叩きつけるし、ロックに欲しいものがありまくりで、その上Vernon Reidのとてつもないギターソロが何度も決まりまくり(ホントに凄い)、Doug Wimbishのベースは洒落にならんぐらい底から響く(マジでもってかれる)。おかしいぐらいに色んなところを立たせまくりなギターとベースに負けじとビートを叩き続けるWill Calhoun。そして何をやってもOKな状態の中Corey Gloverは、デビュー時のひ弱なイメージはどこに行った?ってぐらい歌う迫力が備わっていて、存在感が出ている。



散々聴いている途中、DVD盤も出ていることに気付く・・・。同じジャケットなので覚悟して買ったら、同内容。これならDVDだけ買ってそこから音だけ抜き取れば余計に購入せずに済んだのに、後祭。でもオレの場合、DVDを先に購入していたら、画の情報が音の印象を弱めてしまう可能性が高くなってしまうので、この作品の凄さに気付かなかったかもしれない。なので、いい。と納得。音が入り込みまくった状態で見る映像も、色々確認する意味で有用。





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Living Colour 『The Paris Concert』





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Living Colour 『The Paris Concert』