コンフェデ その2 と MJ

まさかこんなことになるとは・・・。という気持ちと、やっぱりかという気持ち。こういう大会(試合)、所謂格上のチームは本気ではあっても死に物狂いという事にはならない。それに比べてマークされていないチームは、負けて当然勝ったら大笑いという気持ちで望む。その結果がスペイン対アメリカだったと思う。だから今回の結果が一年後のW杯には直接結びつかないのだけど、あの完成度を持つスペインですら、気持ちが前向きにならなければ足元をすくわれるという事がハッキリしただけでも面白い大会だった。こういう時のブラジルの抜け目の無さも、いつもの事。





で、やはりMichael Jacksonの事も。

死去のニュースを見ていて色々思い出した。オレが初めて自分の小遣いで買ったアルバムは、MJの『Thriller』だった。初めて買った洋楽のレコードでもある。ウブなサッカー小僧に「買わないといけない」という気持ちにさせた『Thriller』は、やはりモンスター・アルバムだったのだと思う。そのちょい後、Bruce Springsteenの『Born in the USA』がアメリカで『Thriller』と同じぐらいのセールスを果たすのだけど、それでも日本での浸透具合には差があった。クラスの全員が知っているMJと、一部だけ知っているボス。この差は、エンターテインメントという力の差だった。

その後の『Bad』は手にしなかった。知人にテープに落としてもらって、それで十分だった。そしていつの間にか興味をなくし、妹のJanet Jacksonも全くインプットしていない。だけど、『Invicible』がリリースされた時、なんとなく欲しくなる。なので輸入盤を買った。何色かのジャケットから好きな色を選ぶというお遊びもあった。オレはブルーを選んだ。何故かって?、だってMJは「アオッ!!」って言うじゃん。と、当時知人に言ったら大うけだったな・・・。



実は『Thriller』はCDでも2回買っている。ミレニアム・エディションとか書いてあるUKの紙ジャケなモノと、その後にリリースされたボートラが入ったヤツの日本盤。その日本盤は誰かに貸して行方不明。だけど紙ジャケの方は多分手元にある。けど、聴いてない。追悼で聴いたのは、Miles Davisが演奏した「Human Nature」。



RIP MJ