山本精一

想い出波止場とか羅針盤とかRovoとかParaとかナンバジャズとかNovo Tonoとかトランシーになる前のBoredomsとか、そういうのが好きな人は山本精一の『ギンガ』に目を通してみるべきだと思う。

先週の木曜に購入し、目を通したのが先週の土曜。2時間ほどで読み終える。あっという間。とにかく立読みでもいいから3ページほど、読んで見れば、上記に当てはまる人達は購入してしまうはず。もし購入する金が無ければ、そのまま立読み続ければいい。はず。

『ギンガ』は『ゆん』以前に出版されていたものの復刻らしいのだけど、どちらもミュージシャン本なんてものではなく、ギタリストの悲哀に満ちた半生が綴られている。だけど何故か笑える部分がある。というか、全編笑える。想い出波止場の再発より、『ギンガ』の再発の方が有意義だった。冗談じゃなくてホントに。









山本精一 『ギンガ』