Chicago

Altered StatesがChicagoのカバーをやると聞いたとき、意外な組み合わせに半笑い。多分セレクトは内橋和久が行っていると思うのだけど、内橋とChicagoが結びつかない。Chicagoといえば『17』なオレ。MTVで「Stay the Night」のビデオを見て気に入った。だけどガキが簡単にレコードが買えるわけも無く、あの頃は誰かが何かを手に入れれば、それをダビングして聴いていた。今思えばかなり不正な行為。けれどあの頃はそれが当たり前。

これ以上行くと話がずれる。『17』ってのはモロにAORな作品。「Stay the Night」は少し毛色は違うけれど、後はわかりやすいバラッドな曲が耳に残る。聴いていた事を無かった事にしたいぐらい。ま、Chicagoというバンドは活動初期はAORではなかった事ぐらいは今は知っていたので、ASがやるのは初期の頃の作品であろうと思ったけれど、どの作品をやるとは言わなかったので、予習したくても何を聴けばいいかわからない。という理由をつけて『17』を買ってみた。懐かしすぎるこのアルバム。80年代のチャートものはダメダメと主張し続けているにもかかわらず、あまりの懐かしさにガキの頃を思い出してしまったりする。だけどいい思い出は少なく、仕方ないのでサッカーの事を思い出したりするけれど、それも・・・というオチがあるのでやはりへこむ。



結局ずれた。



AKiRA外山明のライブの時に貰ったASの3daysのチラシ。やっとチラシが出来たかと思ってChicagoのどのアルバムをやるのかチェックすると、今回は1枚のアルバムではなくて1〜5作目からセレクトとの事。って事は、少なくても5枚聴かないとダメなのか?と、若干頭を抱えてみたりしたけれど、とにかくレコファンで『Chicago(II)』と『III』の中古を買ってみた。

70年代のアメリカンなロックという事で、あまり期待は無い。だけどこの時代のChicago、めちゃくちゃカッコいい。本当の予想外。あの「Hard to Say I'm Sorry」とか歌ってるバンドだぜ? あれがこんなにカッコよかったなんて想像出来るか? と、独り言。骨太でアーシーでジャジーでファンキーで、しかもブラスがカッコいい。Tower of Power並み。70年代のアメリカンなロックというと、どうしてもサザン・ロックを思い出すけど、サザン・ロックよりも全然Chicagoの方がカッコいい。邦題「長い夜」とか、松山千春のせいで有名曲でありながら興味の沸かない曲だったけれど、これは売れて当然という曲。

もちろん、『Chicago Transit Authority』と『V』も購入。ここでまた驚く。『CTA』の「Free Form Guitar」と『V』の「A Song for Richard and His Friends」、ここでのTerry Kathのノイジーなギター。こういう音まで持っているのか。Terry Kathは誕生日が同じという共通点をオレは持っているのだけど、これまで、John LydonとかPhilip GlassとかFranz Peter Schubertとか徳川家康とかNolan Ryanが自分と同じ誕生日である事を自慢していた。けれど、これからはTerry Kathもそのリストに加わる。1/365の自慢。

ライブ盤なので今回は端折った『IV』とか他のアルバムも、年末辺りにでも買ってじっくり聴いてみたい気分。




西武ライオンズ及びそのファンの皆さん、日本一おめでとうございます。

実は結構この日本シリーズを見ていた。その中でも昨日と今日の試合は見ていてよかったと思わせる内容。やはり昨日の岸のピッチングがライオンズ優勝の呼び水。今日の先発に西口というのも、応援したくなるシチュエーションだったし、3番手の涌井も見事。そして片岡の走塁。色んな要素が上手く絡み合っての勝利。チーム一丸というのはこういう事。選手の動きもいいし、久しぶりにケチのつかない日本一になったし。まあ、最初の試合を見て、「なんで和田いないんだ?」とか間抜けな事を思ったりもしたけれど、いつの頃からかライオンズは育てた選手がいなくなる球団になってしまっていて、それでもこうやって勝つ事ができるのだから、賞賛以外の言葉は無い。

もう一回、優勝おめでとうございます。