RZA as Bobby Digital

多分、今後ヒップホップで今まで聴いていない誰かを聴くという事は殆ど無い。そういう興味が減っている。だけど、聴き続けた人が新譜を出せば手にする傾向。

ヒップホップのトラックに留まりながら限定されないRZAの力量が好きで、それはWu Tang Clanより、Ghost Dogのサントラ『Ghost Dog: The Way of the Samurai by The RZA』『Ghost Dog: The Way of the Samurai / The Album』で思い知った。

Birth of a Prince』から4年半ぶりのRZAの新作『Digi Snacks』。いきなりチューブな声を聴いてZappというかRogerを思い出し、ヒップホップはファンクの変種が独立したものだと再認識。RZAのトラックにはメロウな感覚は多いけれど、『Birth of a Prince』からそれがより強くなった印象がある。今回もその継続。そういうものなので、リリースされたのは6月だけど今の時期に似合う(ラップの内容がわからないからこそだと思うけれど)。相変わらずベース音の扱いもカッコいい。



ジャケがダサいのはヒップホップの常なので気にしない。









RZA as Bobby Digital 『Digi Snacks』