2018/2のライブ観賞 7本

2/2
板橋文夫のピアノと瀬尾高志のアコべと本田珠也のビートのどれもが歌うように鳴っていて単純にそれに引き込まれていたらそこにフィーチャーされたチコ本田の歌声の存在感にさらに持っていかれて誰のライブだったかわからなくなった

2/12
昨夜の竹内直×田中信正×本田珠也@アポロはジャズの強固な感情としか形容できない凄い演奏だったのでこのトリオでバンド組んで日本の音楽の世直しして欲しい

2/13
今堀恒雄と内橋和久のギターデュオはサンプルフレーズ集が再生されているような多彩すぎる1stと、でも2ndではギタリストのエゴな音と美しいバラッドの様な演奏もあってギターがやれる事の半端なさを思い知った

2/18
今夜の道場は1stがハードな八木美知依の個性を本田珠也のビートが脚色してて、2ndは冒頭の響きを重視した美しい音と、次の演奏での本田がかましたムンベーのリズムがプログレッシヴでヤバすぎだった

2/20
Joe Talia入りのカフカ鼾はどうしてもTaliaと山本達久のドラムに意識が行って2つのビートボックスの様なリズムが徐々に高揚していくんだけどその音の上がり具合がアナログのツマミをまわすように繊細
Will Guthrieのドラム独奏は色んな手法が整然と組み上げられてて無駄がないとか思うんだけど簡素ということじゃなくてなんか形容できないのでもう1回聴きたい
カフカ鼾+Will Guthrieは3つのドラムがそれぞれしているのに音が噛み合うのがカッコ良すぎだけどその上でJim O'Rourkeと石橋英子が載せる音がそれに見合うのをかましてて出来すぎ

2/22
今夜の八木美知依は序盤の擦りのアプローチから全体的にプリミティヴ且つミニマルな印象でそのミニマルな部分はダンサーの小暮香帆への配慮だろうと思うんだけどここまでってのは聴き覚えなくて新鮮。小暮は刺激的なポーズなんかもあって門外漢にもアピールする動きだった
YOSHIMIO×ロッテ・アンカー×モリイクエは面白いところとそうじゃないところがハッキリしてて日本人2人が手練れの奏者というわけではないから思い切ってもっとサウンドスケープした方が面白かったと思うけどある意味即興らしい結果なのでつくづく即興は難しいスタイルだと思う

2/28
初見の割礼はしっかりしたオルタナロックという感じ
Touch Meはミチロウの歌声や歌詞の強さと達也の陽性のドラムの音がエレクトリックの後でも余裕だった