2018/1のライブ観賞 6本

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中村達也の体調の事もあって今回は主に田中泯の表現力に引っ張られた異色な展開だったけれど、そういう状態で聴かせる中村達也の音はいつもより重い感じでそれに好き嫌いがあるかもしれないけれどオレはそれは表現力が増したって事じゃないか?って思ってて、結局次の中村達也がかなり気になっている

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ZEK3を聴くのはZEPだからというよりバンドの調和とジャズの緊張感というバランスが顕著だからだと思った。まあ今年もまた本田珠也のビートに付き合っていくという確認の日と言った方がわかりやすいか...

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本田竹広13回忌追悼ライブに圧倒されて帰宅。思う事多すぎて逆に書けないんだけど5人もいると1人ぐらいまあまあな出来も居そうなのに全員が印象的に鳴らしてて曲への拘りから出るアドリブというジャズの本質とか頭に浮かんでるけどやっぱ本田珠也が一人一人にガチで叩き込んでいくのが耳から離れない

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簡単に言えば坂田明の管楽器とヴォイスの圧倒的ユニークと八木美知依の二十一絃箏の硬質な音色が柔軟に鳴り響いた演奏なんだけど八木さんがあまり音を歪ませなかった事でヘヴィーよりも端正に仕上がって、一見平坦に聴こえる時ほど音が強く聴こえた。中山晃子のダークなペイントも効果的だったと思う

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酒井泰三のNO-MAD@ショーボート。前回も思ったようにこのバンドはジャムバンドに思えるけどそれでイメージする弛緩は無くてわずかにノイジーはあってもそれはほんの一部で楽器がタイトにデカい音で鳴るという一見シンプルだけど実際にはこれまで端折られてきたロックのスタイルだと思う

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遠藤ミチロウ中村達也のTOUCH ME@APIA40 中村達也に色々あっての今夜だったので複雑な心境での足向けだったけれど最少人数でのバンドというスタイルが上手くはまったシンプルなロックのカッコ良さというだけの結果だったしそれが今夜というタイミングにはベストだったと思う