2017/10のライブ観賞 10本

10/1
初っ端が原爆でもうオレはいきなり終了wしたのでこの先は最後方で大人しくしますw
ちなみに次はSLANG
SLANGヤバすぎ。今ラウドなので最強だろ
続いてFORWARDはグチャっとしたように見えつつ整理された展開。ストレートなメッセージは流石
S.H.I.はラップトップで打込みとかのエレクトロニクスとドコアを少し足したメタル。なのでちょいライブ感薄いんだけどちょっと冷静に聴く時間という過ごし方
大トリのGAUSEは抜群のスピードと騒々しさと演奏を切らないスキルで圧倒。ギターがトラブったけどカッコよさは目減りしなかった

10/4
1stはThe Geordie Approach単独でエレクトロニクスを扱いながらもどこかの民族音楽の様な響きがあったりしつつシンプルに聴こえる音使いでスキルの高い演奏
TGAに八木美知依がフィーチャーされた2ndはアンビエントなパートも入り組んだ演奏が聴けたし、丁寧な音色とそれがつながっていく音楽の構成は一見渋いと思わせつつ一気にグルーヴしたりして結局色んな音を聴いた。こういう中で確実に1/4をやってみせる八木さんが面白い

10/7
ジョン・ダンカンをヴォーカリストとした完全なバンドスタイルで、何とも言えないダウンな雰囲気と微妙にインダストリアルな感じで独特に仕上がった音楽。あと多分当分ジョー・タリアのシンバルの音が耳から離れない

10/9
実は初ASYLUMだったんだけど、知ってるイメージのところにフュージョン的なというのが当て嵌まる展開とかあって昔の名前で続いているというバンドでは無かった
dipも既に今更イチイチする必要もなく、ナガタッチと中西のカッコ良すぎるグルーヴに凶悪なヤマジのギターという独特のアンサンブルで終始ヘラヘラ聴いた。まあこういう対バンにインスト曲ぶち込んでくるあたりは流石

10/11
酒井泰三とそのバックアップはやっぱり当然爆音だったけど淀みなく音が出てきてノイジーとかそういうところに落とし込まれないので今夜のオレの耳はクリーンな状態
ノイズだったりノイジーだったりというスタイルのギターを聴く機会が多いので酒井泰三の様にエレキを鳴らしきるのを聴くのは自分のバランス。けどそこにイントロアウトロでノイジーかましてくるのがいい感じに嵌まる

10/17
最近のリキッドルームは客入れが下手過ぎ
UAが歌うのは何度か見ているのだけどUA名義のライブは見てなくて今夜が初。夜に似合うジャジーな演奏でそこでドラム叩いているのが山本達久ってのがなんかニヤニヤする気持ちとまあでもカッコいい歌と音でこれがワンマンならもっと濃い時間だったかもしれないというちょっとの喰い足りなさが丁度
で、ちょい意外にUAが先だったんたけど当日券出てる割に激込みだったので次のKOHHは見ないで帰ってきた。興味はあったけどそのファン達が楽しめばいい

10/20
ライブという場は何だろう?って考えたのは終わってからで、それまではただ夢中で引き込まれる。シンプルに見るという事と聴くという事で感じるのがあってそれは田中泯中村達也の組合せで出てくる「生」で、これを目の前で喰らうことがどれだけ特別な気持ちにさせてくれたか?ってイチイチ言わない

10/21
ロジャー・ターナー&内橋和久&広瀬淳二@クラシックス 大きな展開が行ったり来たりして個々の音が目立った1stと、個別の音は1stと同様だけど共通認識が出来た様に音楽が絡まった2nd。同じ面子の即興を2セット聴く面白さってこういうのだと思う
ギターらしい音をほとんど使わずダクソフォンも交えた演奏の内橋和久&テナーのロングトーン和楽器の様な響きになったり発泡スチロールみたいなのを擦って音を出す広瀬淳二&繊細というより細かいビートを執拗に使うロジャー・ターナー。それぞれを書き出すと簡単に言えば変態トリオ

10/27
空豆で本田珠也×BLAHMUSIKのセッション。BLAHMUSIKは(sampler)とあるんだけどなかなか複雑な卓上でノイジャンっぽいのかと思ったけどそういうだけではなく音はキーボードが鳴らされるようにコントロールされてて色々新味だし他と違う展開力が面白かった
それに絡む本田珠也のビート。あの珠也なビートは当然ながら、2ndで抑えの利いた展開で変化しまくるリズムは面白すぎて耳が引き付けられまくった。そうありながらグルーヴが持続するあの感じはなんだろうなあっていうかあれが本田珠也の音そのものなんだろうな

10/28
久々に聴く三上寛と昨夜ぶりの本田珠也という組み合わせ。演歌を弾き語る三上のバックで本田が自由に叩き続けるのだけど自由度の制限は知らんけどどう叩いてもプリミティブとして聴こえてくる。やっぱり異なる音楽が鳴っていると思うんだけどヘタに交わらないマッシュアップな感触はずっと続く最新かも