2016/5のライブ観賞 10本

5/1
KAPPUNK楽しすぎてもう何も無いw
日本のパンクを引き摺った音としてAnger Flaresは抜けてた。そことカンケー無いドコアとしてVivisickのインパクトがやばかった。
久々なLoud Machineもカッコよかった。結局やっぱりこのバンドが今夜のベスト。面倒なのでごちゃごちゃ書かないけれど、もう少しフロアに客足があってもいいはず。

5/2
変態ギター内橋和久と変態ドラム吉田達也の超即興に豪腕ピアノのスガダイローがフィーチャーされた面倒なライブw ジャジーが気付くと全く違うものになるのは当然で、あまりに意味の分からない内橋のギターの展開には毎度ニヤニヤしか出来ない...。吉田は当然として、あれに対応するローも流石。

5/3
phew石橋英子から離脱。静的に進むところから音の動きが大きくなってきたところだけど、個々のは嗅ぎ分けてきたのでこのタイミングで抜けるしかない…。
ずっと見たかったフローデ・イェシュタ。の、トリオでのライブ。が、今夜のは客を選ぶ感じで、オレは選ばれなかった客でした。ちょとオレごときの耳ではあの音にはついていけない。修行が足りないのだろうけど、面倒なので修行はしない。まるでラージ・アンサンブルで叩いているようなPNL...。出来ればジム・オルークをスーデラから連れてきて、何年も前にPNLにメンチ切って音をコントロールしたように今夜のPNLの音を何とかしてほしかった...。

5/4
ロック界隈ではリスペクトの対象になるThe Foolsだけどなんとなく避けてた。ライブだとイマイチってのよくあるのでそのニオイしてた。けど、申し分ない演奏力にちょっとビビったw ヴォーカルが本来のあの人ではないけど、そういう部分差し引いても聴かせる音のバンドだった。
重い腰をあげた理由ほ対バンのThe God。このバンドを見る機会は期待してなかったしそもそも今夜は桜座が本来の予定。が、タイミングがこうやって巡ってきた。The Godは尖った音かましながら大人のロックしてて音の色気に女性客のみならずオッサンのオレもヤられる...。

5/8
今夜はクラシックス八木美知依&本田珠也の道場+沢井原兒に足向け。個人的には初めて聴いた沢井というサックス奏者がクリアな音をメインにするタイプで、道場もそれにあわせるように纏まるのだけど、その中で組み上がる演奏の刺激は他では聴けない類。
2ndの終盤が激ヤバ。アルトとソプラノを同時に加えてアンサンブルする沢井原兒とループでグルーヴ作る八木美知依の箏の後ろ、というか前にいるような本田珠也のビートが一見シンプルだけど複雑にロックしてて、椅子に座って見ているのはモヤモヤした...。

5/17
近藤等則勝井祐二ナスノミツル中村達也。近藤&勝井&達也は熱が入ったらそのまま上がりきってしまうタイプだけどそれを押さえつけてフリージャズでもアヴァンでもなくてグルーヴ音楽にしてしまったナスノのエレベはオレの知る限り最強。

5/24
特にPat Methenyを好むと言うことは無いのだけど、1度だけでもライブは見ておきたいという動機。ここでの音楽は個人的には刺激は無くてピアノとか要らん気がしたしドラムも洗練されてるというのか、なんかイマイチだったけど、メセニーの淀みなくギター弾ききる感じは流石という領域だと思う。

5/27
New Orderダサかっこよかった! 多分これ以外にはあてはまらないw
で、あれだ。アンコールの「アトモスフィア」でヤられた...。
実はあまりNOに思い入れなし。けど、去年の『Music Complete』がスルメ状態で聴く度に好きになった。なので「ブルマン」とか昔の曲よりも新しい曲が楽しかったけれど、JDで一番好きな「アトモスフィア」を演ると思わなかったので「へ?」ってなってマジでヤバかった。

5/29
1年前に比べてのDOOMは演奏がバンドとして引き締まりつつもヘヴィーが増してて速い曲でのグルーヴは独特。しかもリズムが取りにくい構成が多々でアヴァン寸前のアグレッシヴもかます。ので、2度のアンコールでトータル2時間越えもあっという間に感じる濃密だった。