2013/7のライブ観賞

なんか気づいたのだけど、まあちょっと遅いのだけど、ブログにしておかないと色々とわかりにくい。ツイートでは自分のDBにならん。ので、月ごとにライブ観賞のツイートを纏めておくことにした。まあ、そんな感じだけれど一応再開か?

7/7
昨夜のSDLXの記憶。1stが河端一。AMTすらまだ見てないけど、河端のソロ。は、ドローンって感じ。から、終盤に展開がある。それまでの美しく響く感じから、何故かEddie Hazelを思うギター。それと、水性を多用したグロテスクも持ち込むサイケデリックなVJの映像。
2ndはGreen Flames。いきなりのロック感。ここの音は知っているようで実は少なかった。Stoogesの様なガレージ感。と、どうしようもなく惹かれるリフ。実はテクニカルな田端のベース、的確に固い氏家。して、成田のギターの飽きない多弁。若干、ヴォーカルのバランスは・・・。
3rdがメインのClang Quartet。クリスチャン・ノイズ・パフォーマーという肩書き。叩く事とエフェクトな小物でのノイジーを絡めた演奏。と、パフォーマンス。クリスチャンという肩書きは、多分オレの思うそれの敬謙とはチョイ違って茶化しているような雰囲気、叩くところはかなり鋭い。
大トリはINCAPACITANTS。この2人に大友良英が加わったのを以前ピットインで見ているし、それとあわせて小堺が非常階段なんかでもオレとしてはめんどいステージしてくれるので結局この日は終始後方で楽しんだのだけど、ハーシュノイズの内側にくる開放感の体現。だと、思った。

7/13
凄い悩んだけど、吉祥寺GBに足向け。1stはヤマジカズヒデがドラムに本庄克己とキーボードに須藤俊明というバンド編成。ほぼミドルテンポで演奏される。dipの曲もあるけれど、カバーも多い。しかし「Garden」がかなりアレンジの違う状態で演奏されて、ニヤつく。
2ndが大江慎也。暗転してからのBGMは「Get Happy」で、もうオレはこれで悶絶してる。大江本人がかき鳴らすエレキだけがバックアップして歌う。しかもいきなりに「Case of Insanity」かまして、「Rosie」なんてのも序盤に持ってくる。
恐らく大抵にとって聴きたい曲をかまして、ロックンロールがブルースなカバーとか。でもなんであれ、エレキでかまされるグルーヴが終始。
アンコールは全員。Talking Heads「Heaven」からRoosterz「Venus」、Iggy「Tonight」、更に「Sweet Home Chicago」。いつの間にかスッキリとしてきたヤマジがブルース弾くとか、楽しかったのだけど、やっぱ大江の危うさにゾクゾクした。
今夜は近所で花田裕之の『流れ』もあったのです。なんかな、大江慎也花田裕之が同じ日に東京でライブするとか、ホント悩んだんだけど、嬉しい悩みではあるが、ホントこれはギリギリまで悩んだのです。

7/14
今夜はSDLXで『UTA WAS part1』。Phew山本精一という事だったので、2人で、と思ったら、各々のソロセット。
1stが山本精一。ギターを抱えて、卓上に珍しく音響なセッティング。ギターな音色はあまり見当たらない。整然からいくつも変化する。この感じ、山本にはちょっと珍しい気分。このセットのその音とVJのプリズムというかクリスタルと言うか、SDLXの3壁面を上手く使った映像が相乗効果。
2ndのPhewは、打ち込みを操りつつ、VJもPhew? 装置の音がジャーマンな武骨ながら、時折和的、或いは沖縄を思わせる。最初Big Pictureを思ったけれど、指摘に電磁波の事を言葉にするPhewの声を聴いていると、これは『RADIUM girls』の続き、だと思った。

7/17
という事で、今夜はロフトに行ってみようと思う。
Loud Machineで耳やられたので帰ります…。どしゃ降り…。
早めに行きたかったのだけど、辿り着いたら丁度制服向上委員会が終わった。ちょっとこういうの、見てみたかったが仕方ない。サブでゼロノミクマを見たりしてたら、メインでライブが始まったので行ってみると、JUNIORというバンド。色々なミクスチャーしてて、SFUに近い感触。
して、Loud Machine。正しくLoud Machineと言う名の音圧。「Heaven」で始まって「Loud Machine」で閉じたセット。マジで途中クラっとした。耳が完全にイカレタ。パンクはここまで強い。って、思った。
「Loud Machine」では宙也とホッピー神山が加わってたけど、ここまでの音圧でクラクラしてたので、もうなんかよくわからんかったw 最後は西村茂樹を中心としたジャンプ!で、ニヤニヤしたのは言うまでもないw

7/22
ダイアモンドの工場へ ダイアモンドの天国へ シェルターへ シェルターへ
とか思いつつ、辿り着く。マジで。いいタイミングでやってくれるな町蔵bot
セット間にブッチャーズ。か。こうきたか…。って思ってると、Loud Machineのセットが始まる。1曲目「Broken Flag」。あー、こうきたか!ってな気分。
まあ毎度の様に、この後は単にのめりこむ。大島の激なドラミングとか、アヴァンな音かき鳴らしつつ歌うところではごっつパンクな恒松さんとか、轟音の中ブワっとグルーヴさせるワカとか、「永田町○○計画」というヤバいのかましたカトケンとか、終始オレはニヤニヤ。
「Scars 13」から「Loud Machine」で閉じる。なにこれ? カッコよすぎ。これはダメ。カッコよすぎだからダメw
で、やはり西村茂樹のジャンプは惹かれる。今夜はホントにシェルターの天井に届きそうだった。ま、1回こけてたけどw
昨夜、終演後は旅人の「圏内の歌」。この歌初めて聴いたのはピットインで旅人が梅津和時とデュオした時だったか?って思って、梅津さんの演歌カバーのヤツを再生。凄すぎるのって再生回数控えてしまうけど、やっぱこれはヤバい。色んなサックス聴いてきたけど、梅津さんはライブも録音物も圧倒的。

7/24
今夜はスーデラ。スーパーテルツ+森-ニュートン幸峰 & Simon Berzという組合せ。といっても全く知らん面子。どうもせんがわフェスで呼ばれて、その後Merzbowとライブしてたらしいので、フリーでアヴァンな感じかノイズな感じか?と、1stを待つ。
という想像は外れ。シーケンスされた音が間引きしたグルーヴ。の上を生ドラムとギターと自作楽器とエレクトロニクスが音像。Moritz Von Oswald Trioな感触。カッコいいじゃねーか…。次に、ゲストで巻上公一が加わった演奏。基本線は同じで、巻上のユニークが色づけを増やす。
2ndは更にブロンドなお姉さんが加わる。フリーなヴォーカルだけど、シーラ・チャンドラーとか思い出す感じで、前衛的とは違うし、巻上のテルミンを真似てみたりして、ユーモア。巻上は珍しくラッパを多用。それが結構上手くて、しかもそれが唯一のジャジーな音付け。
この2ndは展開含みで、最後はドローン的に音が連なる。スーデラの中央で面子が向かい合って演奏している感じとか、なんかちょっと不思議な印象が残ったのだけど、こういうグルーヴ、楽しい。